米倉涼子さん「書類送検」ってどういうこと?刑事手続きの仕組みを弁護士が徹底解説!
俳優の米倉涼子さんが、麻薬取締法違反などの疑いで書類送検されたという報道が話題になっています。ニュースでよく耳にする「書類送検」ですが、一体どんな手続きなのでしょうか?今回の件で、米倉さんの有罪が確定したわけではないことも含め、刑事手続きの基本をわかりやすく解説します。
「書類送検」とは?刑事手続きの第一歩
警察が犯罪の捜査を行った場合、原則としてその結果を検察に送る必要があります。これが「全件送致主義」と呼ばれる制度です。この手続きを「送検」と言い、被疑者が逮捕されている場合は「身柄送検」、逮捕されていない場合は「書類送検」と呼ばれます。
今回の米倉さんのケースは、逮捕されていない状態での送検、つまり「書類送検」に該当します。警察は、捜査の結果得られた書類や証拠物を検察に送り、今後の対応を判断してもらうのです。
「送検された=有罪?」誤解を解く!
ニュースで「書類送検」という言葉を聞くと、「有罪になる可能性が高いのでは?」と感じるかもしれません。しかし、これは誤解です。警察が送検するのは、あくまで捜査の結果を検察に報告し、起訴するかどうかを判断してもらうための手続きに過ぎません。
送検されたからといって、直ちに有罪が確定するわけではありません。検察は、送られてきた書類や証拠物を詳しく検討し、起訴すべきかどうかを慎重に判断します。起訴には、証拠が十分であることや、公共の利益に合致することなど、様々な条件が必要です。
刑事手続きの流れをざっくり理解しよう!
刑事手続きは、大きく分けて以下の流れで進みます。
- 捜査:警察が犯罪の事実を調べます。
- 送検:警察が捜査結果を検察に送ります。(書類送検または身柄送検)
- 起訴:検察が証拠を検討し、起訴するかどうかを判断します。
- 裁判:起訴された場合、裁判所が有罪かどうかを判断します。
- 判決:裁判所の判断に基づき、有罪の場合は刑罰が科せられます。
今回の米倉さんのケースは、まだ「送検」の段階であり、今後の検察の判断によって、起訴されるかどうか、そして裁判に進むかどうかが決まります。
米倉涼子さんの今後の展開は?
米倉涼子さんは、昨年12月に事務所を通じて「捜査機関が入ったことは事実」とコメントし、捜査に協力していることを表明しています。今後の展開としては、検察が送検された書類を検討し、起訴するかどうかを判断することが予想されます。引き続き、今後の報道に注目しましょう。
今回の件を通して、刑事手続きの仕組みについて理解を深めていただければ幸いです。
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