【金ロー】細田守監督の原点『時をかける少女』今夜放送!隠れた主人公「魔女おばさん」の秘密に迫る
いよいよ今夜11月28日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、細田守監督の傑作アニメーション映画『時をかける少女』が本編ノーカットで放送されます!
本作は、あの『サマーウォーズ』や『竜とそばかすの姫』など、数々の名作を手がけてきた細田守監督の出世作。公開から18年経った今も、色褪せることのない青春とSFが融合した物語が、多くのファンを魅了し続けています。
そして、金曜ロードショーの後半では、現在公開中の細田守監督最新作『果てしなきスカーレット』の本編冒頭7分8秒が初公開されるという、まさに細田監督ファンにはたまらない一夜になること間違いなし!
「魔女おばさん」って誰?物語のカギを握る“もう一人の主人公”
主人公・真琴の叔母として登場し、愛称で「魔女おばさん」と呼ばれる女性がいるのをご存知ですか?実は彼女、原作小説『時をかける少女』の主人公「芳山和子」その人なんです!
映画では、真琴がタイムリープの能力を手に入れた後、その不思議な現象を理解し、的確なアドバイスを送ります。実は彼女自身も過去にタイムリープを経験しており、その経験を通じて人生を見つめ直した人物。千昭の正体や未来からの使命を知る数少ない人物でもあり、真琴の成長を優しく見守る、物語の陰の立役者とも言える存在です。
単なる脇役ではない、彼女の奥深い背景を知ると、映画をさらに深く楽しめますよ!
高校生・真琴が手に入れたタイムリープ能力!甘酸っぱい青春ストーリー
物語の主人公は、ごく普通の高校2年生・紺野真琴。ある日、ひょんなことから時間を飛び越えて過去に戻る「タイムリープ」の力を手に入れてしまいます。
最初は「テスト勉強やり直し!」や「カラオケで好きなだけ歌う!」といった、ちょっとした日常のトラブル解決や楽しいことのためにその力を使っていた真琴。しかし、時間を操る能力は、友情や恋愛、そして未来にまで大きな影響を及ぼしていくことに…。
仲里依紗さんが主人公・真琴の声優を務め、瑞々しい演技で感情豊かな真琴を演じています。その他、石田卓也さん、板倉光隆さんといった豪華キャストにも注目です!
最新作「果てしなきスカーレット」との意外な共通点!
今回の放送に際し、細田守監督自身が『時をかける少女』と最新作『果てしなきスカーレット』には共通点があるとコメントを寄せています。
どちらの作品も「時空を超えた出会い、未来から来た人物に影響を受けて、未来を見つめる女性の話」であり、「時空を超えた約束、それを交わした男女のお話」なのだとか。細田監督は「『時をかける少女』は、『果てしなきスカーレット』につながる、まさに“原点”と言ってもいい作品です」と語っています。
金曜ロードショーで『時をかける少女』を観て、その後に『果てしなきスカーレット』の冒頭を観れば、きっと細田監督作品の世界観をより深く味わえるはず!
アニメ制作の裏話!マッドハウス丸山プロデューサーが語る「奇跡の作品」
本作の制作を手がけたのは、『葬送のフリーレン』などで知られるアニメ制作会社マッドハウス。当時の社長であり、今や『呪術廻戦』のMAPPA創業者としても有名な丸山正雄プロデューサーが、作品の誕生に大きく関わっています。
丸山プロデューサーは、細田監督が東映アニメーション時代に手がけた『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』の一話に感銘を受け、それがきっかけで『時をかける少女』の映画化へとつながったのだとか。多くの名作を手がけてきた丸山プロデューサーをして、「何十年かに1本の『なるべくしてなった作品』」と振り返るほど、特別な一本だったようです。
制作陣の熱い想いが詰まった『時をかける少女』を、ぜひ今夜の金曜ロードショーでお楽しみください!
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