J2最終節の激闘を振り返る!水戸と長崎、歓喜のJ1昇格!千葉は涙のプレーオフへ
まるで映画!あの伝説のJ2最終節が呼び起こす熱狂
2013年11月24日、この日は「J2の一番長い日」としてサッカーファンの記憶に深く刻まれました。
J1への自動昇格、そしてJ2優勝という栄光をかけた最終節は、まるでドラマのような展開の連続!
最後まで何が起こるかわからない、手に汗握る死闘が繰り広げられたんです。
今回は、そんな激動の一日をプレイバックし、その興奮をもう一度味わいましょう!
究極の四つ巴!昇格をかけた壮絶な戦い
最終節を迎えたJ2リーグは、かつてないほどの大混戦!
首位V・ファーレン長崎、2位水戸ホーリーホック、3位ジェフユナイテッド千葉、4位徳島ヴォルティスの4チームが、わずか2枠のJ1自動昇格を巡って火花を散らしていました。
それぞれの運命を分ける対戦カードは以下の通り。
・徳島ヴォルティスvsV・ファーレン長崎
・水戸ホーリーホックvs大分トリニータ
・ジェフユナイテッド千葉vsFC今治
長崎は引き分け以上でJ1復帰が決まり、勝てばJ2初優勝というおまけつき。
水戸も勝てば自力で初のJ1昇格を掴めます。
一方、千葉と徳島は勝利が絶対条件。その上で他会場の結果を待つしかありませんでした。
すべてのチームのサポーターが固唾をのんで見守る中、運命のキックオフを迎えました!
前半戦:千葉が優位に立つも、長崎は苦境に
最初に試合を動かしたのは、ジェフユナイテッド千葉でした。
序盤からアグレッシブに攻め込み、前半11分にカルリーニョス・ジュニオがPKを冷静に決めて先制!
さらに31分には、キャプテン鈴木大輔がセットプレーから追加点を奪い、リードを広げます。
この時点では、千葉が自動昇格圏に躍り出る形に。
一方、直接対決となった徳島vs長崎は、ホームの徳島が優勢に試合を進めます。
前半41分、渡大生が豪快なボレーシュートを突き刺し、徳島が先制!
長崎は厳しい状況に追い込まれます。
水戸は攻め込むものの、前半はスコアレスで終了。
ハーフタイム時点の順位は、千葉が首位、長崎が2位、水戸が3位、徳島が4位という緊迫した状況で、後半戦へと突入しました。
後半戦:怒涛の展開!順位が目まぐるしく変動!
後半が始まると、各会場で一気に試合が動き出します!
まず千葉がオウンゴールを誘い、なんと3点目をゲット!
さらに水戸も、多田圭佑が待望の先制点をこじ開けます。
この時点で、水戸が首位、千葉が2位と自動昇格圏を独占する形に。
しかし、ドラマはまだ終わりません。
69分、徳島にリードを許していた長崎が、翁長聖の同点ゴールで追いつきます!
このゴールで長崎が自動昇格圏に返り咲き、千葉はプレーオフ圏の3位に押し出されてしまいます。
そして75分、水戸が昇格を大きく手繰り寄せる追加点を奪います。
山本隼大がペナルティエリア外から鋭いミドルシュートを突き刺し、2点目をゲット!
その裏では、千葉が立て続けに4点目、さらに5点目も奪い、圧倒的な強さを見せつけます。
もはやJリーグの順位表は、数分おきに変動するジェットコースター状態!
サポーターの叫び声と歓声がスタジアムにこだましました。
歓喜と涙の最終ホイッスル!J1へ挑む2チーム
激しい攻防の末、各会場でタイムアップのホイッスルが鳴り響きました。
徳島vs長崎は1-1の引き分け。
水戸は2-0で勝利。
そして千葉は5-0という大差で勝利を飾りました。
この結果、水戸ホーリーホックがJ2参入から26年目にして、クラブ史上初のJ1リーグ昇格、そしてJ2優勝という二重の歓喜を手にしました!
そしてV・ファーレン長崎も、2018年以来となるJ1リーグ復帰を決め、劇的な形で昇格を掴み取りました。
惜しくも自動昇格を逃したジェフユナイテッド千葉は、その圧倒的な勝利にもかかわらず、悔し涙をのむ結果に。
彼らは徳島ヴォルティスとともに、残り1つのJ1昇格の椅子を争うプレーオフへと駒を進めることになりました。
Jリーグの魅力が凝縮された「J2の一番長い日」
あの日のJ2最終節は、まさにJリーグの魅力がすべて詰まった一日でした。
最後まで諦めない選手たちの熱いプレー、一喜一憂するサポーターの姿、そして順位が目まぐるしく変わる劇的な展開。
この日のドラマは、サッカーファンにとって忘れられない記憶として、これからも語り継がれていくことでしょう。
Jリーグの醍醐味を改めて感じさせてくれた、最高のゲームでしたね!
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