アーセナル、ダービー4発圧勝で首位独走！エゼがハットトリックの輝き、スパーズ監督＆守護神が謝罪の言葉

ノースロンドンダービー、アーセナルが圧巻の勝利！

23日に行われた「ノースロンドン・ダービー」は、首位を快走するアーセナルがホームで宿敵トッテナム・ホットスパー（スパーズ）を4-1で撃破し、勝ち点3を積み重ねて首位を独走しています！
この試合の主役となったのは、今夏の移籍市場でスパーズが獲得を見送ったと報じられるエベレチ・エゼ選手。彼はキャリア初となるハットトリックを達成し、その輝きでチームを勝利へと導きました。
スパーズはリチャーリソン選手が1点を返したものの、ゴール期待値（xG）は今季プレミアリーグ最低の「0.07」と、内容でも圧倒される完敗を喫しています。

スパーズ監督、トーマス・フランクがファンに深謝

試合後、スパーズを率いるトーマス・フランク監督は、イギリスメディア『BBC』を通じて敗戦を謝罪しました。
「とてもお粗末だった。このパフォーマンスについて、私たちはただファンに謝罪することしかできない」と語った監督は、続けて「ひどいパフォーマンスだった。このチームからはたくさんの個性も闘志も見てきた。だが、十分にデュエルに勝つことができていない」と、チームの不甲斐ない内容を厳しく指摘。
3バックで臨んだ戦術も失敗に終わり、ハーフタイムでの変更も実らなかったことから、監督は「私はどんなときも、私の選択に責任を持つ」としつつも、根本的な部分での強度とデュエルの不足が敗因だと認めました。

守護神ヴィカーリオも謝罪「弁解できない」

指揮官だけでなく、ゴールを守った守護神のグリエルモ・ヴィカーリオ選手もファンへの謝罪の言葉を述べています。
「僕たちは毎日僕たちをサポートしてくれる人々に謝らなければならない。彼らは僕たちが闘うところを期待していたが、今日の僕たちは闘っていなかった。弁解できるものではない。受け身すぎた。僕たちが準備してきたゲームプランではなかった。感情は高まっていたが、冷静な頭が必要だ」と、チームのパフォーマンスに失望感を露わにしました。

次戦はPSG戦！スパーズは立て直せるか？

この大敗を受け、フランク監督は「改善のため懸命に働くことは継続的なテーマだ。最大のライバルに酷い負け方をした。それはきっと雑音になるだろう。だが、私たちはノイズを払い除けて集中を続けなければならない。私は、このチームが戦えることを知っている」と語り、チームの立て直しを誓いました。
スパーズの次戦は、わずか3日後の26日に控えるチャンピオンズリーグ、アウェイでのパリ・サンジェルマン（PSG）戦です。ダービーでの痛恨の敗戦から、チームがどのように立て直しを図るのか、その戦いに注目が集まります。