フットサル女子日本代表、宿敵ブラジルに挑む！須賀監督「世界一が目標」GL突破後の本音と秘策を語る

グループリーグ突破の喜びと次なる目標

FIFAフットサル女子ワールドカップフィリピン2025で、日本女子代表がグループステージを見事突破！11月29日に行われたタンザニア戦では9-0と圧勝し、ノックアウトステージ進出を決めました。
試合翌日、須賀雄大監督はグループリーグ突破の喜びを語るとともに、次なる目標として「世界一」を掲げ、選手たちへの大きな期待と信頼を明かしました。

激戦を乗り越えて掴んだ突破！ポルトガル戦の悔しさもバネに

グループリーグでは2勝1敗という結果に終わった日本代表。特にポルトガル戦での敗戦は悔しいものだったと須賀監督は振り返ります。
「もちろん、3勝してグループリーグを1位で突破したいという希望はもっていました。ただ、ポルトガルとの一戦は、どっちに転ぶかわからない試合だと思っていました」と語り、格上相手との戦いの厳しさを改めて実感した様子。
しかし、その経験も「決勝トーナメントに確実に進出して、そこを勝ち抜いて優勝するプランは大きく変わりませんでした」と、チームの目標達成への強い意志を強調しました。

選手たちの成長と司令塔の期待！新たなシューター発掘への挑戦

タンザニア戦では、足に不安を抱える選手に代わり、第2PKを中村みづき選手と岩崎裕加選手に託す場面も。
特に中村選手については「中長距離からもしっかりとシュートを射抜ける選手」と評価し、「日本人のこれから取り組むべき課題の一つとして、中長距離から積極的にシュートを放っていける選手がどんどん出てきてほしい」と、今後の日本女子フットサル界全体のレベルアップへの期待を語りました。
選手たちの精神的な成長についても「想定していた通りにやることが非常に難しいことだと思っていたので、彼女たちを誇りに思っています」と、監督は全幅の信頼を寄せています。

いざ、世界最強ブラジルへ！「目の前の試合を勝ち抜く」

そして、次に待ち受けるのはFIFAランキング1位のブラジル代表。須賀監督は「世界で一番多くタレントがいるチームです。フットサルの個人技術、戦術の引き出しも非常に多い」と、その強大さを認めます。
しかし、「ノックアウトステージに進んだ後は、先のことを考えずに目の前の試合を勝ち抜くことしか考えてないです。まずはこのブラジルに勝つこと以外に自分たちにできることはない」と、一戦必勝の覚悟を語りました。
日本代表のストロングポイントである「ハードワークと積極的なプレー」を武器に、世界最強の壁を打ち破るべく、チームは全力でブラジル戦に挑みます。日本女子フットサルの新たな歴史が、今、マニラで刻まれようとしています！