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北朝鮮カレンダーから「主体年号」が消滅!金正恩の狙いは祖父からの脱却か?

投稿日:2025年12月03日

北朝鮮で発行された来年のカレンダーに、ある「異変」が起きているのを知っていますか?なんと、これまで当たり前のように記載されていた、故金日成主席が生まれた1912年を元年とする「主体年号」がなくなっているというのです!
これは一体何を意味するのでしょうか?最高指導者である金正恩総書記の新たな戦略なのか、それとも時代が変わりゆくサインなのでしょうか。10代~30代の皆さんも知っておきたい、北朝鮮の最新ニュースを深掘りします。

カレンダーから消えた「主体年号」って何?

「主体年号」とは、北朝鮮が独自に採用している年号のことで、故金日成主席の誕生年である1912年を元年としています。つまり、日本の元号のように、国家の最高指導者の権威を象徴する、非常に重要な意味合いを持つ年号なんです。
共同通信が入手した3種類の来年カレンダー(平壌の新興住宅街、北朝鮮の最高峰白頭山や景勝地をテーマとしたもの)には、この主体年号が一切記載されていないことが判明しました。これまでのカレンダーには必ず記載されていましたから、これは非常に大きな変化と言えます。
もちろん、例年通り4月15日の「太陽節」(金日成主席の誕生日)や2月16日の「光明星節」(金正日総書記の誕生日)は、特別な祝日として明記されています。

金正恩総書記が祖父の影から脱却する狙いとは?

金正恩総書記は、事実上の最高指導者に就任して以来、祖父である金日成氏の「威厳」を巧みに活用し、自らの求心力を高めてきました。しかし、ここ最近、その路線に変化が見え始めています。今回の主体年号の削除も、金正恩総書記が「神格化された祖父の影」から脱却し、自分自身のリーダーシップや新しい時代をアピールしようとしている動きと見られています。
Z世代やミレニアル世代の若者たちが、伝統的な権威主義的なイメージに疑問を持つ中で、金正恩総書記が新しいリーダー像を築こうとしているのかもしれません。祖父や父の時代とは異なる、独自のカラーを打ち出すことで、新たな支持層を獲得しようとしている可能性も考えられます。
この動きが、北朝鮮の今後の内政や外交にどのような影響を与えるのか、国際社会からも注目が集まっています。私たちも、今後の北朝鮮の動向に引き続き注目していきましょう!

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