【幻の一本!?】世界が認めたIWSC金賞バーボン「ブラントンSFTB」の魅力に迫る!
「ちょっといいお酒で贅沢したい…」
そう思っているあなたに朗報です!世界的に権威のある酒類コンペティション「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)」で、なんと金メダルを何度も受賞し、栄誉リストに名を連ねたバーボンがあるんです。
数千点の中から選ばれたわずか46銘柄のうち、バーボンはたったの2点。そのうちの一つ、まさに「幻」とも言える一本「ブラントン・ストレート・フロム・ザ・バレル(SFTB)」の魅力に、この記事でグッと深く迫っていきます!
バーボン界のレジェンド「ブラントン」って?
「ブラントン」は、1984年にマスター・ディスティラーのエルマー・T・リー氏が、師であるアルバート・B・ブラントン大佐にインスパイアされて生み出した、バーボン界の金字塔です。
当時はまだ「シングルバレル」(一つの樽から瓶詰めされること)という概念が一般的ではなかった時代。ブラントンは、ケンタッキー州フランクフォートにある「WarehouseH」という特別な貯蔵庫で熟成された樽の中から厳選されたものだけを瓶詰めする、まさに現代シングルバレル・バーボンのパイオニアとなりました。
最高峰「ストレート・フロム・ザ・バレル」の魅力とは?
今回ご紹介する「ストレート・フロム・ザ・バレル(SFTB)」は、そんなブラントンシリーズの中でも最も強烈で、妥協のない究極の表現として知られています。簡単に言うと、「樽からそのままの状態」でボトリングされているんです!
特定の熟成年数の表示はありませんが、通常は6~9年熟成。アルコール度数も樽によって異なり、60~67%とかなり高め。特別な貯蔵庫「WarehouseH」での熟成が、より速く、力強い風味を生み出しています。また、加水せず、冷却ろ過も行わないため、バーボン本来の豊かな味わいをダイレクトに楽しめます。
当初は日本やヨーロッパ、旅行客向けに限定販売されていたため、アメリカ国内では入手困難で、愛好家の間でカルト的な人気を博しました。今でもなかなかお目にかかれない希少な一本で、手に入ったら本当にラッキーですよ!
気になるその味は?テイスティングノートをチェック!
さあ、一番気になるテイスティングノートを見ていきましょう。飲んだ気分になれるかも!?
香りは、まるでデザートの宝石箱!
グラスに注ぐと、まず感じるのは非常に芳醇で甘い香り。ダークキャラメルやバタースコッチ、ブラウンシュガー、バニラ、焦がしたマシュマロが重なり合うように広がります。まるで甘いデザートのよう…!
さらに、オレンジピールや焼きリンゴ、ダークチェリー、レーズン、ドライフィグといったフルーティーなニュアンスも感じられます。少量加水すると、アルコールの刺激が和らぎ、蜂蜜やシトラスオイル、落ち着いたフローラルの香りが顔を出す、まさに香りの万華鏡です。
口に含めば、情熱と深みのハーモニー!
口に含むと、その力強さとフルボディな味わいに驚かされます。甘くオイリーで、しっかりとした重みと噛み応えのあるテクスチャーが特徴。アルコールの熱も心地よく感じられます。
糖蜜、ダークハニー、キャラメルコーン、バニラクリーム、トフィー、ダークチョコレート、オレンジマーマレードの風味が口いっぱいに広がり、その奥にはシナモン、クローブ、黒胡椒、ミントといったスパイシーな刺激がアクセントに。焦がしたオーク、シガーボックス、ローストしたココナッツやピーカンも感じられ、複雑で奥深い味わいを堪能できます。
水をひとさじ加えると、質感はビロードのように滑らかになり、甘さとシトラスのニュアンスがさらに強調され、また違った表情を見せてくれます。
感動のフィニッシュ!
フィニッシュは極めて長く、余韻が深く残ります。ダークキャラメル、カカオ、オレンジピール、焦がしオーク、ベーキングスパイス、レザー、そして淡いハーバルなタバコのニュアンスが、穏やかなタンニンと共に心地よく続きます。
一杯でこんなにも豊かな体験ができるブラントンSFTBは、まさに大人のご褒美にぴったりの一本ですね。
まとめ
IWSCで何度も金メダルを獲得した「ブラントン・ストレート・フロム・ザ・バレル」。その希少性、シングルバレルへのこだわり、そして複雑で奥行きのある味わいは、バーボン愛好家ならずとも一度は体験してみたい魅力が詰まっています。
もし酒屋さんで見かけることがあったら、それは運命の出会いかもしれません!ぜひこの特別な一本を味わって、至福のひとときを過ごしてみてくださいね。
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