りくりゅうGPファイナルSPで堂々首位！思い出の名古屋で最高のスタートダッシュ！

りくりゅう、思い出の地・名古屋で華麗に首位発進！

フィギュアスケートのグランプリ（GP）ファイナルが愛知・IGアリーナで開幕し、ペアのショートプログラム（SP）では、日本が誇る“りくりゅう”こと三浦璃来選手と木原龍一選手（ともに木下グループ）のペアが、77.32点の高得点で堂々の首位に立ちました！
この名古屋という地は、実は彼らがペアを結成した際のトライアウトを行った“始まりの場所”。三浦選手が「本当に幸せ」と語るように、演技には特別な思いが込められていたようです。

ミス乗り越え魅力を全開！木原選手「こんなもんかな（笑い）」

演技では、サイド・バイ・サイドの3回転トーループなどで小さなミスがあったものの、自国ファンの温かい声援を受け、“りくりゅう”ならではの息の合った滑りと表現力は存分に発揮されました。
木原選手は演技後、「もっとできる、もっと出したい思いはあるけど、こんなもんかな（笑い）」と茶目っ気たっぷりにコメントし、会場を和ませました。

2026年五輪の前哨戦！ハイレベルな戦いを制す集中力

今大会のペアSPは、出場した全6組が70点台をマークするという、2026年ミラノ・コルティナ五輪の前哨戦にふさわしい超ハイレベルな戦いとなりました。
そんな中でも木原選手は、演技前は準備に集中しすぎて「気づいたら6分間練習が終わって（スケート）靴を脱いですぐ氷に戻っていた」と振り返るほど。余計な雑念が入ることなく、最後まで最高の集中力を保ち続けたことが、首位発進に繋がったのでしょう。

フリーで3季ぶり優勝へ！“りくりゅう”が語る「いつものパフォーマンス」

翌5日に行われるフリープログラムでは、“りくりゅう”ペアにとって3季ぶりの優勝がかかっています。しかし、彼らはこれまでも結果よりも自分たちのパフォーマンスに焦点を当ててきました。
三浦選手は「練習通りにできるように頑張りたい」、木原選手も「自分たちがしてきたことをしっかり発揮したい」ときっぱり。彼らが大切にする“いつものパフォーマンス”の先に、きっと輝かしい金メダルが待っているはずです！