21歳女子プロ・ウー・チャイェンの初V導いた“神アプローチ”!「ショートだけは避けろ」左打ち&左足下がり攻略法を徹底解説
国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディス」で、若干21歳のウー・チャイェン(台湾)選手がレギュラーツアー初優勝を飾りました!彼女の優勝を支えたのは、まさに“神業”とも言えるアプローチ技術。今季リカバリー率9位とアプローチに定評がある彼女のすごさを物語るハイライト動画が、JLPGAの公式Xで公開され、話題沸騰中です!
今回は、ウー選手がピンチをチャンスに変えたアプローチの秘密に迫ります。
え、左でも打つの!?ピンチを脱出したウー・チャイェンの“左打ち”神リカバリー
まずは3日目の7番ホール(パー4)の映像から。ボールが木の根っこに止まり、右打ちができない絶体絶命のピンチ!普通なら躊躇してしまう状況で、ウー選手はまさかの“左打ち”を敢行し、この難局を見事打開しました。
本人も「試合で左打ちをしたのは初めて」と語るほどのスーパーショット!右打ちのゴルファーが左打ちをする時、手首をガチガチに固めてしまいがちですが、ウー選手はまるで元々左打ちかのようにリストを柔らかく使って、見事なリカバリーを見せました。
もしあなたが、コースで木の根元など右打ちが困難な状況に遭遇したら、ウー選手のように手首を柔らかく使い、ヘッドの重さを感じながらボールを捉えることを意識してみてくださいね。
これであなたも克服!左足下がりのライは“カット軌道”で完璧攻略
続いて、最終日の勝負どころ、16番ホール(パー3)と17番ホール(パー5)の映像です。どちらもニアサイドの左足下がりという難しいライからのアプローチでしたが、ウー選手はピンチを脱出し、思い描いた通りの球筋で完璧に寄せ切りました。着弾点とボールの転がりをしっかりとイメージする技術は圧巻です。
左足下がりのアプローチは、左足体重で傾斜に垂直にアドレスするのがセオリー。
さらに、ヘッド軌道をインサイド・アウトにするとダフってしまうため、アウトサイド・インの“カット軌道”で振り抜くことが超重要なんです!こうすることで、ボールをクリーンに捉え、ダフりを防ぐことができます。
カット軌道で打つと、ロフトが立った状態でボールを捉えるため、球は低く出てランが増える傾向に。キャリーとランの割合を明確にイメージし、下半身のエネルギーを効率よく腕に伝えることが成功の鍵ですよ。
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