八村塁がキャリア初の劇的ゲームウィナー3P！レイカーズを救った「最高の気分」の舞台裏

八村塁が歴史を刻む！劇的ブザービーターでレイカーズを勝利へ導く

現地時間12月4日、ロサンゼルス・レイカーズが敵地トロント・ラプターズとの激戦を123-120で制し、ファンを熱狂させました。この試合を決定づけたのは、まさかの瞬間…八村塁選手によるキャリア初のゲームウィナー3Pシュートだったんです！
ルカ・ドンチッチ選手不在の穴を埋めるかのように躍動した八村選手の劇的ショットは、まさに圧巻の一言でしたね。

激闘の展開！レイカーズ苦戦も八村が締めくくり

前半を67-58とリードして折り返したレイカーズでしたが、後半は一転、ラプターズの猛攻に苦しみます。スコッティ・バーンズ選手やブランドン・イングラム選手を中心に反撃を許し、一時逆転される場面も。
それでもオースティン・リーブス選手が3Qだけで22得点を挙げる爆発力を見せ、試合は最終クォーターまで息をのむ展開に。残り23秒、120-120の同点で迎えたラプターズのオフェンスをディアンドレ・エイトン選手の好ディフェンスでしのぎ、最後のチャンスはレイカーズに託されました。

レブロンからの信頼パス！最高の舞台で決めた八村のブザービーター

試合の命運を分ける最後のポゼッション。
ボールを託されたリーブス選手は右からアタックしますが、ラプターズの対応を見てトップのレブロン・ジェームズ選手へパス。レブロン選手はドリブルで右エルボーに動きながら、左コーナーで完全にオープンになっていた八村選手へ鮮やかなパスを供給しました。
そのパスを受けた八村選手は迷うことなくシュートを放ち、残り時間がゼロになる寸前、ボールはリングに吸い込まれていったんです！敵地のスコシアバンク・アリーナは一瞬にして静寂に包まれ、まさに映画のようなワンシーンでした。
この日12得点だった八村選手ですが、4Qで唯一決めたショットがこの劇的ゲームウィナーだったというのも、またすごいですよね！

「ブロンが『お前のところに行くぞ』」感動の舞台裏を明かす

試合後の会見で、八村選手は決勝弾の裏側について語ってくれました。
「タイムアウトの時でした。ブロン（レブロン）が『お前のところに行くぞ、準備しておけ』と言ったんです。本当に最後のシュート、最後のポゼッションでした。相手がAR（リーブス）に対してダブルチームを仕掛けようとしているのが見えました。サインが出ていて、ボールが自分のところに来ると分かっていたから準備をしていました。ブロンが僕に良いパスをくれたから、ただシュートを打つだけでした」と、レブロン選手との信頼関係が伺えるエピソードを披露。
キャリア初となるゲームウィナーについて聞かれると、「クレイジーな気分ですね。あんなブザービーターは経験したことがありません。全てのバスケ選手の夢のようなシチュエーションですから、最高の気分でした」と興奮冷めやらぬ様子でコメント。
シュートを決めた直後、チームメイトからの祝福でもみくちゃにされた八村選手は「何をされていたのか分かりません（笑）。ただ皆から逃げようとしていただけです。楽しかったですね」と、最高の瞬間を振り返っていました。