AI使いこなしの秘訣は“下心”!?次のAIは“スタンド”になる!?AI精通者たちが語る激アツぶっちゃけトーク!
AIイベント「AIフェスティバル2025」で激アツAIトークが炸裂!
2025年11月8日、東京・ベルサール秋葉原で開催された「AIフェスティバル2025PoweredbyTHIRDWAVE」は、「AIをもっと身近に、もっと楽しく」をテーマに、今年も無料で入場できる大盛り上がりのイベントでした!
この記事では、その中でも特に注目を集めたトークセッション「2026年、AIはどこまで進化するのか」のレポートをお届けします。
登壇したのは、AI/ストラテジースペシャリストの清水亮氏を司会に、VR技術の第一人者である近藤義仁氏(null-sensei、GOROman)、そしてフリーランスのソフトウェアエンジニアであるとりにく氏という、AI界の超豪華メンバー!
「AIで結婚できた」「役員報酬を超えた」といった驚きの個人エピソードから、「AI開発の原動力はネコミミメイドを分類する“下心”」というぶっちゃけトーク、さらには「次世代AIはジョジョのスタンドになる」という衝撃の未来予測まで、他では絶対聞けないような激アツトークが繰り広げられました!
AI精通者たちが語る!最新AIの「ぶっちゃけ」事情とは?
トークセッションの冒頭、「最新のAIはぶっちゃけどうですか?」という清水氏の質問からスタート。
とりにく氏はGoogleの画像生成AI「NanoBanana」に対して「憎いっすね(笑)」と意外なコメント。素晴らしい技術と認めつつも、ローカルAIを愛用する身としては「商売敵みたいな複雑な昼ドラな気持ち」があるとのこと。
近藤氏からは「この1年でコーディングエージェントがめちゃめちゃ進化した」との声が。これにもとりにく氏は「憎いっす(笑)」と反応し、会場は笑いに包まれました。
清水氏は、ローカルで動くエージェントへの「偏愛」を語り、自身の本を読ませて「社員が嫌がるようなしょうもない機能追加を1時間でやってくれる」と絶賛。
特に注目されたのが、Alibabaが開発した最新画像編集AIモデル「Qwen-Image-Edit-2509」。とりにく氏は「自分のやらせたいタスクを追加学習できて、NanoBananaより打率が高い」と、Qwenへの深い愛情を語りました。
清水氏は、LLMは「gpt-oss-20B」で十分で、むしろLoRA(大規模言語モデルの部分的な調整)を作ることこそが最先端の研究だと指摘。近藤氏も「gpt-oss-120B」をMacStudioで動かしてその速さに驚いているものの、画像・動画生成にはGPUが必須で「DGXSpark」の必要性を訴えました。
「AIのおかげで結婚!」「役員報酬超え!」AIで生活はどこまで変わる?
次に、AIが生活にどんな変化をもたらしたかというテーマに。とりにく氏は衝撃の告白!
「私、本当にガチの無職だったので。AIアプリ開発をしてたら仕事に繋がって、旦那に『結婚しよ』って迫ったら結婚できたんで」と、AI婚をぶっちゃけ!AIが生活基盤をしっかりさせてくれたおかげで、好きな人との結婚が実現したと語り、会場を沸かせました。
一方、近藤氏はAIのキャッチアップに専念するため会社を辞め、「Xでサブスクを始めたら、役員報酬を超えてしまった(笑)」とこれまた驚きの告白。清水氏からは「真似しようとするやつが出るからやめてほしい。『ダメ絶対、無職』ってポスター作ろう」とツッコミが入りました。
近藤氏は、インターネット黎明期のような「ワクワク感」をAIに感じ、人生を賭ける価値があると判断したとのこと。清水氏も経営分離をきっかけに企画を自由にできるようになり、サードウェーブからの声かけでAIフェスティバルの企画に携わるなど、生成AIに救われた経験を語りました。
AIを使いこなす一番の秘訣は「好奇心」か、それとも「下心」か
AIを使いこなす秘訣について、近藤氏ととりにく氏は声を揃えて「好奇心」と回答。新しい技術にとにかく触れて動かしてみる「実践力」の重要性を強調しました。
しかし、清水氏はあえて「下心」だとぶっちゃけ!
昔のドラマ「謎の円盤UFO」の続編が見たいという個人的な「下心」が原動力になったり、ネコミミメイドの画像を分類していた経験が、ビジネスの現場でフォーマットの違う書類から情報を抜き出すAI開発に繋がったエピソードを披露。
「Googleにはね、下心が足りなかった」とまで言い切り、会場は爆笑に包まれました。
とりにく氏も「ローカルAI界隈って、自分の理想の彼女を作るぞとか、彼氏を作るぞという人たちもいて、ワクワクしますよね」と、清水氏の「下心」論に共感する場面も。オタクたちの「こういうの欲しい」という声から、AIを「脱色」してChatGPT臭さを抜くLoRAを開発したエピソードも語られ、個人の欲望がAI技術の進化を後押ししていることが明らかになりました。
2026年、AIはどこまで進化する?未来のAIデバイスがアツい!
「2026年、AIはどこまで進化するのか」という真面目なテーマでは、近藤氏が「2024年からこの1年でめちゃくちゃ変わったように、この後1年でまためちゃくちゃ変わるだろう」と予測。
OpenAIの動画生成AI「Sora2」のカメオ出演機能でビジネスモデルが生まれる可能性や、現在近藤氏が着用しているような「AIグラス」の普及を挙げました。
とりにく氏はAIグラスで「人の顔を覚えるのが苦手なので、名前を教えてくれる機能が欲しい」と切実な願いを語ると、清水氏は24時間録音してGPT-5に繋がり、秘書のようにスケジュールや約束事をリマインドしてくれる「LimitlessPendant(AIペンダント)」を紹介。
近藤氏は「ライフログ時代は、自分の見ているもの・聞いているものを全部記録しておいて、将来的にデータセットにしたり、次世代RAGが出てきそう」と述べました。
また、ロボアームやヒューマノイドの進化にも話が及びましたが、清水氏はソフトウェアに関しては「gpt-oss」で十分で、「いまのLLMでもデカすぎる。もっと小さくて、もっと頭が良くなるものが出てくるはず」と、アルゴリズムの小型化・高性能化を予測しました。
次のAIは「ジョジョのスタンド」になる!?予測不能なAIの未来
トークセッションの締めくくり、「AIはこれからどうなりますか?」という質問には、近藤氏から『ジョジョの奇妙な冒険』の「スタンド」という驚きの予測が飛び出しました!
「『スタープラチナ』みたいに出てきてほしい。いまは『OKGoogle』とか『HeySiri』って言ってるけど、ウェイクワードじゃなくなると思う」と語り、頭の動きに合わせてAIが「ちゅわん」と出てきて、自然な会話で「JALの予約しといて」といったタスクをこなす未来を語りました。
清水氏も「それ、すぐ作れるよね。そんなに難しくない」と太鼓判を押しました。
とりにく氏は「ハードウェアとの連携は増えるだろう」としつつ、AIが「小型と大型に両極化する」と予測。しかし清水氏はこれに反対し、コンピューターの歴史を振り返っても大型化・小型化という予測は繰り返されるが、「人間が必要なものってそんなに大きくない。いまのLLMでもデカすぎる」と、さらなる小型化と高性能化が進むと断言しました。
来年のAI界はどうなる?登壇者たちの野望を大公開!
最後に、来年の野望について質問。
近藤氏は「パーマンのコピーロボットみたいな自分の分身を作りたい」と、自身の代わりにSNS投稿などをしてくれるAIの実現を夢見ていました。
とりにく氏は「ハードウェア系をもっと触りたい。ロボアームをもうちょっと頑張りたい。もう1個買ってタオルたたみをどうしてもやらせたい」と、生活に密着したAIロボットへの強い意欲を見せました。
清水氏は「ぜひ来年、ハッカソンで洗濯たたみロボの方で挑戦していただければと」と、とりにく氏に期待を寄せました。
AI最前線を走る3人によるトークは、終始リラックスした雰囲気ながらも、個人の情熱や願望がAI開発の原動力になっていること、そして未来のAIが私たちの生活とどう深く結びついていくのかを強く印象付ける、まさに激動のAI時代を象徴するような内容でした。
「インターネットが出てきたぐらいの楽しいタイミングなので、皆さん、触れて、楽しんでほしい」という近藤氏のメッセージに、会場に集まったAI大好き人間たちは、10年後「昔からAI使ってたわ!」と後方彼氏面ができる日を想像しながら、さらなるAIの進化に胸を躍らせたことでしょう!
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