小栗旬、ドラマ『もしがく』で伝説の演出家・蜷川幸雄役に!サプライズ出演で視聴者騒然
俳優の小栗旬さんが、11月26日に放送されたフジテレビ系連続ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(通称:もしがく)第9話にサプライズ出演し、視聴者に大きな衝撃を与えました。彼が演じたのは、演劇界の巨匠「世界のニナガワ」こと故・蜷川幸雄さん。この配役に、早くも多くの反響が寄せられています。
衝撃のサプライズ!小栗旬が「世界のニナガワ」に
「まさか、このような役をお受けする日が来るとは」。小栗旬さん自身が語ったように、今回の蜷川幸雄役は彼にとっても特別なものでした。劇中で登場した蜷川さんは、小栗さんが出会った頃よりも若い時代を想定して演じられたとのこと。「自分の中にある蜷川さんの面影を追いかけるように演じさせていただきました」と語っており、その深い思い入れが伝わってきます。
ドラマは、菅田将暉さん演じる劇団演出家・久部三成が理想のシェイクスピア劇を目指す物語。第9話では、劇団員が警察に連行され久部が窮地に立たされる中、突如として蜷川幸雄(小栗旬さん)が久部の舞台を鑑賞するシーンからスタート。上演後、ジャズ喫茶「テンペスト」で対面した久部は、尊敬してやまない「蜷川先生」を前に感動で震えが止まらない様子でした。
尊敬する恩師を演じる小栗旬、役作りの裏側
小栗旬さんにとって、蜷川幸雄さんは単なる役者と演出家の関係を超えた、まさに恩師と呼べる存在です。2003年、小栗さんが20歳の時に蜷川さんが演出を手掛けた舞台「ハムレット」に起用されて以来、彼は蜷川作品に欠かせない俳優として数々の名演を見せてきました。その深い絆があるからこそ、今回の蜷川役には特別な意味が込められています。
三谷幸喜さんが脚本を手掛ける本作では、これまでもレジェンド演出家として「蜷川さん」の名前がたびたび登場し、スタッフロールには「ニナガワカンパニー」が協力としてクレジットされるなど、蜷川さんへの敬意が随所に示されていました。そんな物語の中で、小栗旬さんが蜷川さんを演じるという展開は、ファンにとってまさに「夢のような」サプライズとなりました。
三谷幸喜脚本×菅田将暉主演『もしがく』とは?
三谷幸喜さんが脚本を務める「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」は、東京・渋谷の「八分坂」を舞台に、菅田将暉さん演じる主人公・久部三成が、八分坂の人々とともに理想のシェイクスピア劇を作ろうと奔走するヒューマンドラマです。現在はクベ版「冬物語」を上演中ですが、客足が伸びずトラブルが後を絶たない状況が描かれています。
小栗旬さんは、三谷幸喜さんが脚本を手掛けたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022年)でも主演を務めており、今回の共演はファンにとって嬉しい再会となりました。
なお、12月3日は放送休止となり、第10話は12月10日午後10時から放送される予定です。小栗旬さん演じる蜷川幸雄の登場が、物語にどのような影響を与えるのか、今後の展開から目が離せません。
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