冷凍餃子の王者「味の素ギョーザ」がブランド刷新!50年の歴史を紡ぐ進化の秘密とは?
「油・水なし」で誰でもパリッと羽根つき餃子が作れると大人気の味の素冷凍食品の『ギョーザ』。
食卓の定番として愛され続けるこの商品が、今年2月、『AJINOMOTOBRANDギョーザ』として新たなスタートを切りました!
50年以上もトップを走り続ける冷凍餃子の王者。なぜ今、ブランドを刷新したのでしょうか?
その背景と、若者も巻き込む巧みな戦略を深掘りしちゃいます!
冷凍餃子市場の激化!王者が動いた理由とは?
味の素冷凍食品の『ギョーザ』は、1972年の発売以来、冷凍食品市場で23年連続売上トップという驚異的な記録を更新中。
累計販売個数はなんと20億袋を超える、まさに「冷凍餃子のレジェンド」なんです。
「永久改良」を掲げ、これまで50回以上も改良を重ねてきたこだわりは、誰もが認めるおいしさの秘密ですよね。
しかし、近年は冷凍餃子市場に新しいメーカーが続々と参入し、商品の種類が爆増!
お客様が売り場で「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう状況になっていたそうです。
そこで、マーケティング本部リテール製品戦略第1グループ長の松浦嵩氏は、「『味の素冷凍食品の餃子』であることをより強く伝えるため、新たなブランドの立ち上げに至りました」と語っています。
「AJINOMOTOBRANDギョーザ」に込めたこだわりと進化
今回のブランド刷新では、これまで商品ごとにバラバラだったロゴやパッケージデザインを統一。
「味の素冷凍食品のギョーザ」ということが一目でわかるように、より明確に伝えるデザインへと変更されました。
さらに、パッケージだけじゃないんです!
品質面もさらに改良され、「フライパンからの剥がれやすさ」が9割以上のフライパンで改善されたとのこと。
これで、誰でも失敗なく、さらにきれいな羽根つき餃子が作れるようになりますね!
この変更は、なんと2023年から約600人を対象にWEBで売場を再現し、パッケージの視認性を確認するなど、入念な準備期間を経て実現されたそうです。
キンプリ永瀬廉さんも登場!若者に響くプロモーション戦略
新しい『AJINOMOTOBRANDギョーザ』を世の中に広めるため、プロモーションにも力が入れられています。
人気アイドルグループKing&Princeの永瀬廉さんを起用した新CMは、SNSでも大きな話題になりましたよね!
CMの最後に流れる「味の素ギョーザ」という音声は、ブランド名を印象付ける狙いがあったそうですが、これが大成功!
「CMを見た人に何が印象に残ったか調査した結果、『味の素ギョーザ』の部分が印象的だったというコメントを多数頂きました」と松浦氏も手ごたえを感じています。
さらに、大阪では期間限定の特設店舗「AJINOMOTOBRANDギョーザステーション」を約3カ月間オープン。
ここでは、来場者が自分でギョーザを焼いて楽しめる体験を提供しました。
「初めて私たちの『ギョーザ』を焼いてくれる方もいて、イベントを通じて実際に触れていただくことで、新たなファンづくりにつながったと感じます」と、リアルな体験がファン獲得に貢献したことを振り返っています。
テレビCMとリアルイベントの相乗効果で、若年層を含む幅広い層にブランドの魅力を伝えています。
まとめ:進化し続ける冷凍餃子のパイオニア
「味の素冷凍食品のギョーザ」は、ただおいしいだけでなく、常に市場や消費者のニーズに合わせて進化し続けるパイオニア。
今回のブランド刷新は、激化する市場で「選ばれる理由」を明確にし、さらに多くの人に愛されるための賢い戦略ですね。
これからも私たちの食卓に、おいしい驚きと笑顔を届けてくれること間違いなし!
ぜひ、新しくなった『AJINOMOTOBRANDギョーザ』を体験してみてくださいね!
※記事内容は2024年6月時点の情報に基づいています。
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