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新作ゲーム、なぜ売れない?セガが明かす『完全版商法』の深すぎる影響【ペルソナ・真V】

投稿日:2025年11月27日

セガサミー、まさかの公式見解!「完全版待ち」が新作の売上を直撃か

2025年11月7日、セガサミーホールディングスの決算説明会で、ゲーム業界に衝撃が走る発言がありました。
近年発売されたフルゲーム新作の販売不振について、同社は特定の販売戦略がユーザーの「買い控え」を招いている可能性を指摘したのです。
特に名指しされたのは、子会社アトラスが手掛ける人気シリーズ『ペルソナ』や『真・女神転生』などで見られる「完全版商法」
追加要素を盛り込んだ「完全版」が後からフルプライスで発売されることで、ユーザーが新作の購入をためらっている可能性があると分析しています。

高評価なのに売れないワケ…セガが認めたユーザー心理とは?

「ちょっと待てばもっとお得に、完全な状態で遊べるんじゃないか?」
そんなユーザー心理が、ゲームの発売日購入を遠ざけているのかもしれません。
セガは、ジャンルの競合や価格設定だけでなく、「時間をおいていわゆる完全版が販売されることに対する懸念」が販売不振の一因だと明言。
また、「ユーザーにゲームの魅力が十分に伝えられない」といったマーケティングの課題も認識し、現在詳細な分析を進めているとのことです。

『ペルソナ』『真・女神転生』シリーズで繰り返される「完全版」の歴史

アトラスのタイトルでは、これまでもこの手法が繰り返されてきました。
例えば、『ペルソナ4』には『ペルソナ4ザ・ゴールデン』、『ペルソナ5』には『ペルソナ5ザ・ロイヤル』が後日発売。
そして記憶に新しいのが、2021年発売の『真・女神転生V』に対する、新規シナリオなどを追加した『真・女神転生VVengeance』の2024年6月発売です。
無印版を定価で購入したユーザーが、追加要素のために再びフルプライスで買い直し、最初からプレイし直す必要が生じることに、長年多くの不満の声が上がっていました。
今回のセガの公式な発言は、まさにそうしたユーザーの懸念や長年の議論を、「公式見解」として認めた形となり、大きな波紋を呼んでいます。

今後のゲーム購入はどうなる?セガの動向に注目!

この問題提起は、今後のゲーム業界、特にアトラス作品の販売戦略に大きな影響を与えることでしょう。
「発売日に買うか、それとも完全版を待つか」というユーザーのジレンマは、今後解消されるのでしょうか。
セガがこの問題に対してどのような具体的な対策を打ち出すのか、ゲーマーだけでなく業界全体がその動向に注目しています。

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