【速報】中学校講師の性的暴行事件、甘言弄した「好意」主張は一蹴!それでも量刑が減った理由とは?
中学校の常勤講師による衝撃的な性的暴行事件の控訴審判決が、福岡高裁で言い渡されました。
教え子である女子中学生2人に性的な行為を加えたとして、一審で懲役6年の判決を受けていた塩谷航太被告(26)。
弁護側は「女子中学生が好意を抱いていた」ことを理由に量刑の不当性を訴えましたが、裁判所はこの主張をきっぱりと退けました。しかし、意外にも一審判決が破棄され、懲役5年という減刑が言い渡されたのです。一体、何がどう評価されたのでしょうか?
「好意」は本当に同意だったのか?高裁が弁護側の主張を一蹴した理由
弁護側は「被害者である女子中学生たちが塩谷被告に好意を抱いていた」ことを強調し、量刑が重すぎると訴えました。しかし、福岡高裁はこれを真っ向から否定しました。
裁判所は、塩谷被告が教師という立場を利用し、生徒との間に存在する「非対等な関係」を悪用したと指摘。
「塩谷被告が積極的に甘言を弄して性的な話題を繰り返し提供したことから、被害者は性的関係の意味合いや影響を熟慮できないまま犯行に応じていたにすぎない」と断じました。
つまり、「好意」があったとしても、それは被告が意図的に引き出し、利用したものに過ぎず、真の同意とは言えないという厳しい判断が示されたのです。
減刑の理由は「被害弁償」?裁判所が考慮した意外な事情
弁護側の主張がほぼ全て退けられたにもかかわらず、なぜ塩谷被告は懲役6年から懲役5年へと減刑されたのでしょうか。
その理由は、一審判決後の事情にありました。控訴審の過程で、被害者への弁償がなされたこと、そして塩谷被告自身が反省を深めていると判断されたことが、裁判所に考慮されたのです。
これは、日本の司法制度において、判決後の状況変化が量刑に影響を与える典型的なケースと言えるでしょう。
この判決は、教員という立場を利用した性的行為における「同意」の解釈、そして量刑のあり方について、改めて社会に問いかけるものとなりました。
今回の判断を皆さんはどう考えますか?
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る