【園田金盃】無敗オケマルの伝説に終止符!オディロンが古馬の意地を見せつけ快勝!
兵庫の“有馬記念”で激震!無敗の星オケマル、連勝「8」でストップ
兵庫競馬の年末を彩るビッグレース、第68回園田金盃(ダート1870メートル、1着賞金3000万円)が12月27日に園田競馬場で開催され、大きな注目を集めました。
最大の焦点は、兵庫史上初の無敗3冠馬に輝いたオケマル(牡3歳、西脇・盛本信春厩舎)が、初めての古馬相手にどこまで通用するか。多くのファンがその走りに胸を躍らせました。
しかし、レースは思わぬ展開に。結果は、4番人気のオディロン(牡6歳、園田・森沢友貴厩舎、父キタサンブラック)が圧巻のパフォーマンスで快勝。
オケマルは惜しくも2馬身差の2着に敗れ、デビューからの連勝記録が「8」でストップ。9戦目にして初の“土”がつく形となり、競馬界に衝撃が走りました。
絶対王者オケマルの壁!鞍上・下原理騎手「相手が強かった」
レース後、悔しさを滲ませながらも、オケマルの鞍上を務めた下原理騎手は心境を語りました。
「無敗伝説が…。相手が強かった」と肩を落としつつ、「これだけ本気で直線追ったのが初めてだったこともあり、最後はふらふらしていた」と若駒ゆえの経験不足にも触れました。
それでも「これだけのメンバー相手に2着と走ったので今後が楽しみ」と、未来への期待を覗かせました。
盛本調教師も「これが競馬」と唇をかみしめ、この敗戦がオケマルのさらなる成長に繋がることを示唆しました。
オディロンが見事な差し切り勝ちを決め、古馬の壁が立ちはだかった形となった今年の園田金盃。オケマルにとっては悔しい結果となりましたが、この経験を糧に、さらなる飛躍を見せてくれることでしょう。
コメント一覧
まだコメントはありません。
← トップに戻る