ウナギ国際取引規制案が否決!日本の主張が世界に響くか【ワシントン条約会議】
ウナギの未来は?規制強化案がまさかの「否決」
私たち日本人にとって食卓に欠かせないウナギを巡る大きな動きがありました。国際的な絶滅のおそれのある野生動植物の種の取引に関するワシントン条約(CITES)の締約国会議で、ウナギの国際取引を厳しく規制する案が多数の反対により否決されたんです!
この結果を受けて、日本政府の木原官房長官は「多くの国から理解が得られた」とコメントし、日本の主張が国際社会に受け入れられたことを評価しました。
日本の「反対」が通った理由とは?
なぜ日本はこの規制強化案に反対していたのでしょうか?木原官房長官によると、この提案には「国際取引による絶滅のおそれのないニホンウナギが含まれるなど、科学的根拠を欠いている」と指摘しました。
つまり、日本の政府は、今回の規制案がすべてのウナギ種に当てはまるわけではなく、特に日本の食文化に深く関わるニホンウナギについては、そこまで厳しい規制は必要ない、と訴え続けてきたわけです。
これまでも関係省庁が連携し、あらゆる機会を捉えて関係各国に働きかけを行ってきた結果、今回の否決につながったと見られています。
今後のウナギはどうなる?日本政府の対応
今回の否決によって、すぐにウナギの取引状況が大きく変わるわけではありませんが、日本政府としては「引き続き緊張感を持って万全の対応を行っていく」と強調しています。
私たちの食卓に美味しいウナギが届き続けるためにも、国際的な議論の動向には今後も注目が集まりそうです。今回の決定は、ウナギという大切な食材を守るための新たな一歩となるかもしれませんね!
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