フェアリーS:ブラックチャリスが制覇!桜花賞への道はまだ見えない?レースを徹底回顧
2026年1月11日(日)に中山競馬場で開催されたGⅢフェアリーステークス。ブラックチャリスが、好騎乗の津村明さんを背に、見事優勝を飾りました。しかし、レース結果を分析すると、桜花賞の行方はまだ混沌としていることがわかります。今回は、レースのポイントを競馬評論家の松浪大樹さんと山河浩さんに聞きました。
内枠有利な中山芝1600m、ブラックチャリスは好スタートが鍵
山河さんは、中山芝1600mの特性について「外枠を引くと重い印は打ちにくい」と指摘。松浪さんも同意見で、ブラックチャリスが15番枠を引いたため、無印に落としたことを明かしました。しかし、津村さんの好スタートとポジション取りが光り、ブラックチャリスは好位で脚を溜めることができました。
松浪さんは、「好スタートを切ったことが第一の勝因。16番のマカレイを先に行かせて内に入れて好位で脚をためると、ドンピシャのタイミングでスパートした」と津村さんの手綱さばきを絶賛しています。
距離適性も克服?ブラックチャリスの潜在能力
ブラックチャリスは、これまで距離経験が1400mまででしたが、今回のレースで見事にマイルを克服。山河さんは「3歳1月ならいろいろな要素がかみ合えば克服してしまうもの。今回はスピードが生きる速い流れと好騎乗が好走を後押ししました」と分析しています。
また、松浪さんは「函館1200mでデビューした馬にマイル重賞を取らせた厩舎力も大したもの」と、調教の妙手にも触れています。桜花賞への挑戦はまだ未知数ですが、今回の勝利で賞金加算に成功したことは大きな意味を持ちます。
内枠の馬が上位を独占、今後の注目馬は?
2、3着はセオリー通りに内枠の馬が占めました。2着には、JRA移籍初戦のビッグカレンルーフが入り、その実力を証明しました。山河さんは「前半800m通過が45秒9の速い流れでレース上がりは35秒6を要しました。自身上がり35秒2での好走でしたが、33秒台前半が要求される決め手比べだったら厳しかったでしょう」と、レース展開がビッグカレンルーフに有利に働いた点を指摘しています。
また、3着に粘ったレオアジャイルについては、横山典さんの騎乗が光ったと評されています。一方で、同じ舞台で活躍する血統のピエドゥラパンは、気性面で課題を残す印象を受けました。
桜花賞の全容はまだ見えない
今回のフェアリーSは、桜花賞の候補馬たちの実力を測る上で、重要なレースとなりました。しかし、山河さんは「まだまだ桜花賞の全容は見えてきませんね」と、今後のレースに注目しています。2月にはシンザン記念やクイーンCが開催される予定であり、桜花賞の行方は、これらのレースの結果によって大きく左右されるでしょう。
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