シャッター街が『遊び倒せる秘密基地』に大変身!本庄デパートメントが仕掛ける埼玉・本庄の新しい商店街再生プロジェクト
古いシャッター街が、まるで魔法にかかったように生まれ変わっているのを知っていますか?埼玉県本庄市で注目を集める「本庄デパートメント」は、かつての商店街を若者たちが集まる新たなスポットへと変貌させています。ただのお店ではなく、"働く・暮らす・つくる・学ぶ・遊び倒す"を実現する場所として、シェアキッチンやカフェ、ユニークな私設公園まで作り出し、次世代の挑戦を応援する拠点となっているんです!
「すでに本庄の魅力にぴったり!」「今回も本当に良かった!」とSNSでも話題沸騰の、この魅力的なプロジェクトに密着しました。
「面白いことしたい!」空き家活用の仕掛け人たち
埼玉県の北西部、歴史ある本庄市。最寄り駅「本庄」駅の北口には、かつて中山道最大の宿場町「本庄宿」として栄えた「本庄銀座通り」があります。築100年近いレトロな建物が並び、古民家好きにはたまらない魅力的な街並み。
しかし残念ながら、その多くは空き家となってしまっていました。
「この素晴らしい建物を活かして、もっと街を面白く、遊び倒せるような拠点を作りたい!」そう考えたのが、建築家である大橋千賀耶さんです。そして、プロジェクトのディレクションを担う早川純さんと共に、この挑戦的な取り組みを「本庄デパートメント」と名付け、活動をスタートさせました。
商店街のメイン拠点「WORK+PARLOR」エントランスで、笑顔を見せてくれたのが写真左の早川さんと、写真右の大橋さんです。彼らの熱い想いが、この街を変える原動力となっています。
本庄デパートメントって何してるの?次々生まれる新スポット!
本庄銀座通り沿いを中心に、本庄デパートメントが自ら運営・所有する拠点はなんと現在6カ所!空き家や空き地だった場所を借りたり購入したりして、コワーキングスペースやカフェ、私設公園にリノベーション。さらに、実店舗を持ちたい若者たちにスペースを貸し出し、開店までを徹底的にサポートする伴走支援も行っています。
彼らが手がける拠点の一つ「WORK+PARLOR」は、コワーキングスペースとカフェが一体となった場所。日替わりで様々なシェフが腕を振るうシェアキッチンもあり、毎日違う味が楽しめるのも魅力です。築100年以上の歴史ある建物は、レトロ好きにはたまらない雰囲気ですよ!
運命の出会いが街を動かす!二人のキーパーソン
「本庄デパートメント」の始まりは、レトロな建物に一目惚れした大橋さんの情熱からでした。
「街の規模もちょうど良くて、何より大好きなレトロな建物がたくさんある!この空き家たちを活かして何か楽しいことをしたい」と、建築巡りで訪れた本庄市に2019年に移住を決意。その想いが、全ての原点です。
一方、早川さんも子育て環境を変えたいと、ゆかりのある本庄に2017年に移住。2020年までは行政職員として活躍していましたが、ある出来事が彼の人生を大きく変えます。
二人の運命的な出会いは、2019年9月に開催された「本庄暮らし会議」でした。大橋さんが主催したこのイベントで、本庄での場づくり計画を熱く語る大橋さんの姿に、早川さんは「自分も違う立場で関われるかも!」と直感。迷わず「一緒にやろう!」と声をかけたのです。
こうして、一人よりも二人で、もっと大きなことができると確信した早川さんは、2020年に行政職員を辞め、大橋さんと共に「本庄デパートメント」として、商店街に新たな息吹を吹き込む活動をスタートさせました。
彼らの情熱と行動力が、本庄の街にどんな未来を創り出すのか、これからも目が離せません!
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