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【埼玉県本庄市】シャッター街に若者が集う秘密基地!「本庄デパートメント」が仕掛ける新時代の商店街とは?

投稿日:2025年11月28日

「トキが上手にスキップ…ほっこり金曜日のばけばけ」そんな微笑ましい感想が飛び出す、今注目を集める場所をご存知ですか?実は、全国各地で増え続ける「空き店舗問題」に、あるユニークな方法で立ち向かうプロジェクトが埼玉県にあります。
その名も「本庄デパートメント」!古いシャッター街を「働く・暮らす・つくる・学ぶ・遊び倒す」夢の装置に変え、若者たちの新たな挑戦の場を次々と生み出しているんです。今回は、次世代の若者が「行きたくなる」商店街へと変貌を遂げた本庄の魅力に迫ります!

シャッター街が「エモい」挑戦の舞台に?本庄デパートメントの二人をご紹介!

埼玉県北西部に位置する本庄市。最寄り駅の本庄駅北口には、かつて中山道最大の宿場町「本庄宿」として栄えた「本庄銀座通り」があります。築100年近いレトロな建物が並ぶこの通りは、古民家好きにはたまらない魅力的な景観。
しかし、その多くは空き家となっていました。「せっかくなら、この空き家を活かして街をもっと面白く、遊び倒せる拠点にしたい!」そう考えたのが、建築家である大橋千賀耶(おおはし・ちがや)さんです。そして、プロジェクトのディレクションを担う早川純(はやかわ・じゅん)さんとタッグを組み、この試みを「本庄デパートメント」と名付けました。
商店街の空き家を再活用し、新たな価値を創り出す二人の情熱が、本庄の街を大きく変えようとしています。

なぜ本庄?二人の出会いと、”デパートメント”が生まれるまで

レトロな建物が大好きな大橋さんは、ある日、建築巡りで本庄を訪れました。そこで見たクラシックな街並みや商店街の雰囲気に一目惚れ!「街の規模感も大きすぎず小さすぎず、ちょうどいい。何より大好きなレトロな建物がたくさんある!」と感激し、「空き家になった建物たちを活かして何か楽しいことをしたい」と、2019年に本庄市へ移住を決意しました。
一方、早川さんも子育て環境を変えたいと、2017年にゆかりのある本庄へ。2020年までは行政職員として働いていましたが、大橋さんとの運命的な出会いが彼の人生を大きく動かします。
二人が出会ったのは、2019年9月に開催された「本庄暮らし会議」。大橋さんが主催した、まち歩きで地域の魅力を再発見するイベントでした。すでに古い商店のリノベーションと挑戦の場づくりを構想していた大橋さんの話を聞いた早川さんは、「これは面白い!自分も違う立場で関われるかも」と直感。
そして「一緒にやろう!」と声をかけ、2020年に早川さんは行政職員を辞め、大橋さんと共に「本庄デパートメント」をスタートさせました。一人よりも二人で、街を面白くするチームがここに誕生したのです!

ただの空き家じゃない!6つの拠点で「働く・遊ぶ」をプロデュース

本庄デパートメントが運営・所有する拠点は、現在なんと市内に6カ所!空き家や空き地だった場所を借りたり、買い取ったりして、コワーキングスペースやカフェ、私設公園へと生まれ変わらせています。さらに、実店舗を持ちたい人への伴走支援も手厚く行っているんです。
特にメイン拠点である「WORK+PARLOR」は、築100年以上の歴史を感じる建物でありながら、コワーキングスペースと日替わりでメニューが変わるシェアキッチンを兼ね備えた、まさに新旧が融合した場所。
本庄デパートメントは、ただ建物をリノベーションするだけでなく、そこで生まれる人々の交流や新たなチャレンジをプロデュース。若者が気軽に足を運び、「ここで何かやってみたい!」と思えるような仕掛けを次々と生み出し、本庄の街全体をワクワクするようなデパートメント(百貨店)にしようとしています。

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