東京高裁、同性婚訴訟で初の「合憲」判断!原告側「間違いでは」と怒りの声
異例の展開!東京高裁が「合憲」を判断
2025年11月28日、日本の社会に大きな波紋を呼ぶ判決が下されました。
同性同士の結婚を法的に認めていない現行の民法や戸籍法の規定が憲法に違反するかどうかが争われてきた訴訟の控訴審判決で、東京高等裁判所はまさかの「合憲」と判断したのです。
これまでの全国5つの地裁で起こされた同種訴訟では、全て「違憲」または「違憲状態」と判断されていただけに、今回の東京高裁の判決は異例中の異例。
「ダメ押し」となる司法判断を願ってきた原告側や支援者からは、怒りと失望の声が上がっています。
「めちゃくちゃだ!」高裁前に広がる動揺と怒り
判決が言い渡された午前11時すぎ、東京高裁前で吉報を待っていた多くの支援者たちは、一報が流れると「えー、合憲?」「めちゃくちゃだ」とどよめき、中には涙ぐむ人も見られました。
しばらくして、判決を聞き終えた原告の同性カップルたちが高裁前に姿を現すと、「不当判決結婚の平等を認めず」と書かれた紙を掲げ、怒りをあらわにしました。
原告の鳩貝さん「怒り、あきれる。最高裁へ」
原告の一人である鳩貝啓美さん(60)は、集まった報道陣を前に悔しさをにじませながら語りました。
「理解しがたく、本当に残念な判決。涙が出ると言うより、怒り、あきれる。裁判官は私たちが届けた声を聞いてくれていたのか」と、司法への強い不信感を表明しました。
しかし、彼女は諦めることなく、「この結果にあきらめることなく、最高裁に向けてさらに行動することが大切」と力強く宣言。
支援者たちからは大きな拍手とともに「おかしい!」「頑張るぞ!」との声援が送られ、今後の戦いへの決意が固められました。
今後の展開は?同性婚訴訟は最高裁へ
今回の東京高裁の「合憲」判決は、同性婚を巡る司法判断に新たな局面をもたらしました。
これまでの判決とは異なる判断が示されたことで、この訴訟は今後、最高裁判所の判断を仰ぐことになります。
日本社会における結婚の平等、そしてLGBTQ+の権利がどうなっていくのか、最高裁がどのような判断を下すのかに、今後ますます注目が集まります。
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