【衝撃】株価操作で342万円の不正利益!?50代役員に課徴金勧告!その手口を徹底解説
まさかの手口!『日本創発グループ』株で相場操縦、50代役員に課徴金勧告の衝撃
「株で一攫千金!」なんて夢見る人もいるかもしれませんが、ルール違反は絶対にNGです。証券取引等監視委員会(SESC)は先日、東証スタンダード上場の「日本創発グループ」の株価を不正に操縦した疑いで、長崎県の50代の男性会社役員に対し、金融庁へ課徴金55万円を納付させるよう勧告しました。
彼が得た不正な利益は、なんと約342万円にものぼるとされています。一体どんな手口で株価を操ろうとしたのでしょうか?若者にも分かりやすく解説します。
『対当売買』って何?不正に株価を変動させた手口を徹底解説
今回の株価操縦で使われた主な手口は「対当売買(たいとうばいばい)」と呼ばれるものです。これだけ聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は「自分で出した売り注文に、自分で買い注文を出す」という行為。
男性は2022年1月から9月にかけて、この対当売買などを駆使し、なんと計約2700回もの取引を行っていたとされています。自分の注文に自分で応じることで、第三者から見ると「この株は活発に取引されてるな!」と錯覚させ、株価が上昇するように見せかけていたんです。
まるで自分で花火を打ち上げて「すごい盛り上がってる!」と見せかけるようなものですね。これが投資家の判断を狂わせ、公正な株価形成を妨げる行為として、金融商品取引法で厳しく禁じられています。
知人名義口座も利用!342万円の利益と、意外な結末
この男性は、自身の口座だけでなく、知人名義の2つの口座も使って合計3つの口座で不正な取引を行っていました。これにより、合計で約342万円もの利益を上げていたとされています。
しかし、今回の調査で、知人たちは相場操縦への関与が認められなかったため、彼らの名義口座は課徴金の対象外となりました。つまり、この不正行為は男性一人が主導していたと判断されたわけです。
相場操縦は絶対ダメ!投資をする上で知っておきたいこと
今回のニュースは、株価操縦がいかに危険で許されない行為かを改めて私たちに教えてくれます。SNSで投資の情報があふれる現代において、「インサイダー情報」や「株価を吊り上げる話」など、怪しい誘惑に遭遇することもあるかもしれません。
しかし、不正な手段で得た利益は必ずバレますし、その代償は非常に大きいです。投資は、企業の成長を応援し、その果実を享受する健全な経済活動であるべきです。これから投資を始める人も、すでに投資をしている人も、ルールを守って公正な市場で取引を行うことの重要性を忘れないようにしましょう!
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