トランプ政権のイラン攻撃、その後の計画は不透明?米議会から疑問の声
2020年3月1日、イランを攻撃したトランプ政権の今後の計画について、米共和党と民主党の議員から様々な意見が出ています。今回の攻撃が、中東情勢にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。
共和党は楽観視、民主党は懐疑的
共和党の一部議員は、今回の攻撃に対して楽観的な見方を示しています。しかし、民主党側は、今回の攻撃が好ましい結果につながるかどうかに疑問を呈しています。両党の意見が分かれている状況です。
地上部隊派遣には反対の一致
トーク番組に出演した議員たちは、イランへの米地上部隊派遣には全員が反対する姿勢を見せています。地上部隊派遣は、事態をさらに悪化させる可能性があるため、慎重な対応が求められています。
「壊したものが責任を取れ」という考え方は受け入れられない
トランプ大統領に近いリンゼー・グラム上院議員は、イラン国民が自国の指導者を決めるべきだという大統領の見解に同調しつつも、「壊したものが責任を取れ」という考え方には反対しました。イラク、ドイツ、日本とは異なり、イランはテロリスト体制からの国民解放を目指すべきだと主張しています。
体制転換は空爆だけでは実現不可能?
クリス・クーンズ上院議員は、今回の作戦ではイランの体制転換が実現する見通しは立たないと指摘。空爆のみで体制転換が起きた事例は、現代史において存在しないと述べています。
トランプ政権に中東戦略は存在しない?
クリス・マーフィー上院議員は、今回の攻撃によって民主主義が実現する可能性は低いとし、むしろより悪いイラン指導部が誕生する可能性を指摘しました。さらに、トランプ政権が中東の混乱に対する明確な計画を持っていないことは周知の事実だと批判しています。
今回のイラン攻撃を巡り、米議会からはトランプ政権の今後の計画に対する疑問の声が上がっています。中東情勢のさらなる展開に注目が集まります。