今宵の皆既月食は…富山県は残念ながら雨 雲の切れ間を狙って!
2023年10月28日、待ちに待った皆既月食が見られるはずでしたが、富山県内はあいにくの空模様。それでも、空を見上げて月が変化していく様子を楽しみたいという方もいるのではないでしょうか。
部分食開始は間近!観測のポイントは?
午後6時50分ごろから月が欠け始め、午後8時4分ごろに皆既月食が始まります。食の最大となるのは8時34分ごろ。しかし、現在の富山市内は雨が降っており、雲に覆われています。雲の切れ間からでも見られる可能性にかけて、東の空を見上げてみましょう。
皆既月食はどんな風に見える?
皆既月食は、月が真っ暗になるわけではありません。赤黒い色に見えるのが特徴です。まるで、宇宙空間で繰り広げられる天体たちのショーのようだと、富山市科学博物館の近藤秀作学芸員(天文担当)も語ります。
月食はどうして起きるの?仕組みを解説
月食は、太陽・地球・月が一直線に並ぶことで起こります。太陽の光を受けた地球の後ろに影ができ、その影の中に月が入ることで、月が暗くなり欠けたように見えるのです。影に完全に入ると皆既月食、一部だけ入ると部分月食と呼ばれます。
なぜ皆既月食の月は赤黒く見えるの?
皆既月食の月が赤黒く見えるのは、夕焼けが赤く見えるのと同じ仕組みです。太陽の光が地球の大気を通るとき、青い光は散乱しやすく、散乱しにくい赤い光だけが屈折して月に届くため、月が赤っぽく見えるのです。
観測会&ライブ配信情報
富山市科学博物館では、今夜9時30分まで特別観察会を開催しています。天気が悪い場合は、屋内で皆既月食の解説を行う予定です。また、全国の観測地点ではライブ配信も行われており、会場でその映像を見ることができます。諦めずに、様々な方法で皆既月食を楽しんでみましょう。
次回の皆既月食はいつ?
残念ながら、次に日本で皆既月食が見られるのは、2029年1月1日となります。今回の機会を逃さないように、ぜひ空を見上げてみてください。