センバツ高校野球:中京大中京・川石、DH初安打!風呂場での電撃起用告げられ掴んだ歴史的瞬間
第98回選抜高校野球大会が19日に開幕し、中京大中京(愛知)が阿南光(徳島)を3―1で破りました。この試合で、春夏の甲子園大会で初めて導入されたDH(指名打者)制において、中京大中京の2年生・川石大空選手がDH史上初の安打を放ち、チームの勝利に大きく貢献しました。
試合を彩った歴史的瞬間
川石選手は二回2死一塁の場面で、右翼への二塁打を放ちました。打球の軌道は見えなかったそうですが、スタンドからの大歓声でヒットを確信したとのこと。「打った時は打球が見えなくて、走っていたら歓声が聞こえて、『あ、落ちたんだな』と思いました」と試合後のコメントで振り返りました。
宿舎の風呂場で…電撃的な起用通知
川石選手にDHでの起用を告げられたのは、なんと宿舎の大浴場だったそうです。「2、3日前に、宿舎の大浴場で(高橋監督から)『DHで使う可能性もあるぞ』と伝えられて、準備していました。『ここで?』と思いましたけど、『もうやるしかない』と」と、驚きと覚悟を語りました。高橋源一郎監督の意外な場所での起用通知に、川石選手は戸惑いながらも、その期待に応えるべく準備を重ねていたようです。
DHとしての初出場を振り返る
「DHで(試合に)出られるようなタイプではないと思っていたので、出られたのがびっくりです」と川石選手は謙遜しながらも、DHとして試合に出場できた喜びを語りました。DH制初安打の重みについては「あんまり実感は湧いていないです。1試合目(帝京―沖縄尚学)でDHにヒットが出ていなかったと知っていたら、逆に力が入っていたかもしれないです(笑い)」と、飾らない言葉で語りました。
中京大中京は、川石選手の活躍を筆頭に、新たな歴史を刻むセンバツ大会を戦います。今後の活躍にも期待が高まります。