メキシコ勢初の快挙!デルトロがティレーノ〜アドリアティコ総合優勝、次なる目標はポガチャルのアシスト
イタリアで開催されたステージレース「ティレーノ〜アドリアティコ」で、UAEチームエミレーツのイサーク・デルトロ選手が総合優勝を果たしました。これは、メキシコ人選手として初めての快挙であり、1992年のラウル・アルカラ選手の総合2位を大きく上回る結果となりました。
第1ステージ:イネオス・グレナディアーズが圧倒的な強さを見せる
3月9日に開幕した「レース・オブ・ザ・トゥー・シーズ」と呼ばれるティレーノ〜アドリアティコ。初日の個人タイムトライアルでは、フィリッポ・ガンナ選手(イネオス・グレナディアーズ)が圧巻の走りで優勝し、総合首位に躍り出ました。イタリアのタイムトライアルチャンピオンであるガンナ選手は、自身が持つ記録を更新する平均時速56.858kmを記録しました。
イネオス・グレナディアーズは、テイメン・アレンスマン選手や最優秀若手選手のマグナス・シェフィールド選手も好成績を収め、トップ4を独占する圧倒的な強さを見せました。ガンナ選手は「今日の走りを、オムループ・ヘット・ニュースブラッドのマチュー・ファンデルプールやストラーデ・ビアンケのタデイ・ポガチャルと比較することはできないが、素晴らしい結果を目指して頑張った」とコメントしています。
デルトロが総合優勝、次なる目標はミラノ〜サンレモ
第2ステージでは、デルトロ選手が区間2位に入り、ボーナスタイムを活かして総合首位に浮上しました。その後も安定した走りを続け、見事総合優勝を飾りました。
デルトロ選手は、次戦のミラノ〜サンレモでは、タデイ・ポガチャル選手のアシストをすることを宣言しています。ポガチャル選手との連携に期待が高まります。
世界最速のTTスペシャリスト、フィリッポ・ガンナ選手は、ティレーノ〜アドリアティコを「来週のミラノ〜サンレモに向けて最高の感触を得るための準備」と位置づけており、その意気込みが伺えます。