衝撃の逃げ切りV!アイサンサン、重賞初制覇で幸英明ジョッキーに「勇気」!橋田調教師は開業初勝利がGⅢ!
2024年3月22日、中京競馬場で行われたGⅢ愛知杯で、12番人気のアイサンサン(牝4・橋田宜長調教師)が劇的な逃げ切り勝利を飾りました。ジョッキーの幸英明騎手は、自身のJRA重賞通算50勝を達成。また、今年3月4日に開業したばかりの橋田宜長調教師にとっては、開業初勝利が重賞という前代未聞の快挙となりました。
レースの展開:アイサンサンの完璧な逃げ
今年は強力な逃げ馬が不在の中、アイサンサンは抜群のスタートを切ると、迷わず先手を奪いました。前半3ハロン33秒9というマイペースな逃げで後続をコントロールし、レースを有利に進めました。直線に入ると一旦は2着のソルトクィーンに並されますが、ゴール前で再び差し返し、アタマ差で勝利を掴み取りました。
幸英明騎手のコメント:「心が折れていたけど、また頑張ろうと思えた」
勝利後、幸騎手は「2、3番手でもいいと思っていましたが、ゲートが速かったのでスムーズにハナへ行けました。2着馬に出られながらもよく差し返してくれた。僕自身、けがが続いて心が折れていたけど、また頑張ろうという気持ちになりました」と、感動を隠せない様子で語りました。自身の怪我からの復帰を後押しするような、嬉しい勝利となりました。
橋田宜長調教師:「アリスヴェリテのイメージで調教」
開業初勝利が重賞という快挙を成し遂げた橋田調教師は、「キズナ産駒らしい芯の強さが最後に出たと思います。キズナ産駒は追い詰め過ぎず、甘えさせないようにしたほうがいいと思っていました」とコメント。以前、中竹厩舎に所属していた際にキズナ産駒の調教を担当し、2024年のマーメイドSを勝利したアリスヴェリテの調教経験が今回の勝利に繋がったと明かしました。
今後の展望:ヴィクトリアマイルも視野に
アイサンサンは、これまでにマイル戦で3勝を挙げています。次走は未定ですが、5月17日に東京競馬場で開催されるGⅠヴィクトリアマイル(芝1600m)も視野に入ってきました。ディアドラの海外遠征に帯同した経験も豊富な橋田調教師の指導のもと、さらなる飛躍が期待されます。