「紀州のドン・ファン」覚醒剤中毒死、2審も元妻に無罪判決!衝撃の結末と事件の真相
和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さん(当時77歳)が、覚醒剤の過剰摂取で死亡した事件で、殺人などの罪に問われた元妻の須藤早貴被告(30)に対する控訴審判決が23日、大阪高等裁判所で言い渡されました。なんと、1審に続き無罪判決となりました。
事件の概要:愛と遺産が絡み合う複雑な人間関係
野崎さんは生前、「紀州のドン・ファン」という異名を持ち、自身の女性関係を著書に記していました。その死は、多くの女性との関係性や、莫大な遺産をめぐる複雑な人間関係が注目を集めました。須藤被告は、野崎さんの死後、殺人容疑で逮捕・起訴されましたが、一貫して無罪を主張していました。
1審判決のポイント:間接証拠のみで有罪を立証できず
1審の和歌山地裁は、須藤被告が野崎さんの死前に「覚醒剤過剰摂取」「完全犯罪」といったキーワードをインターネットで検索していたことや、野崎さんの死亡時、自宅に2人きりだったことなどを認めています。しかし、直接的な証拠はなく、これらの間接証拠だけでは、須藤被告が野崎さんを殺害したと断定するには合理的な疑いが残ると判断し、無罪を言い渡しました。
控訴審判決:1審判決を支持し、検察側の控訴を棄却
控訴審では、検察側が1審判決の間接証拠の評価に誤りがあると主張し、新たな証拠の提出や証人尋問を求めましたが、大阪高裁は全て退けました。村越一浩裁判長は、1審判決を支持し、検察側の控訴を棄却しました。つまり、2審でも須藤被告の無罪が確定した形です。
衝撃の証言:55歳差の夫婦、そして「無」の感情
1審公判では、55歳差という年の差夫婦の生活実態も明らかになりました。結婚の条件は、須藤被告が毎月100万円を受け取るという「契約のような結婚」だったとのことです。また、野崎さんの死直後の感情を問われた際、須藤被告は「どちらかといえば『無』」と答えるなど、衝撃的な証言も飛び出しました。さらに、「もうちょっと死に方を考えてほしかった」と自身の境遇を嘆く様子も見られました。
今後の展望:真相は闇に?
今回の判決で、野崎さんの死の真相は依然として謎に包まれたままです。野崎さんが誤って致死量の覚醒剤を摂取した可能性も否定できないとして、須藤被告の無罪が確定しましたが、事件の背景には、複雑な人間関係や遺産相続といった様々な要素が絡み合っています。今後、新たな証拠が出てくる可能性も残されています。