朝ドラ「ばけばけ」モデル・八雲夫妻の知られざる関係…妻セツと“心の恋人”イライザの絆に迫る
いよいよ終盤を迎える朝ドラ「ばけばけ」。主人公トキ(髙石あかり)と夫・ヘブン(トミー・バストウ)のモデルとなった小泉セツと八雲夫妻の歩みは、ドラマ同様に波乱万丈でした。今回は、八雲とセツ、そして八雲の“心の恋人”とも言える女性、イライザ(モデル:エリザベス・ビスランド)の関係に焦点を当て、その特別な絆を紐解きます。
八雲とセツ、そしてイライザ…複雑な三角関係
八雲は、アメリカ時代に同僚だったイライザと親交を深めました。イライザは、八雲の才能をいち早く見抜き、日本への来日を後押しした重要な人物です。八雲の死後も、イライザはセツに心のこもった手紙を送り、生涯にわたって二人の大切な存在となりました。
世界を駆け巡ったイライザの波乱万丈な人生
イライザは、ルイジアナの大農場に生まれましたが、南北戦争後の生活は困窮しました。そんな中、八雲が書いた新聞記事に心を奪われ、ジャーナリストを目指します。やがて八雲が文芸部長を務めていた新聞社に入社し、共に働くことになります。
その後、ニューヨークで活躍の場を求め、コスモポリタン誌の編集者として才能を開花させます。1889年には、コスモポリタン誌の企画で世界一周の旅に出発。76日19時間48分という驚異的なスピードでゴールし、その見聞録を『飛ぶがごとく世界旅行』として刊行しました。日本にも滞在し、その魅力を写真と共にコスモポリタン誌に特集しました。
セツとイライザの“特別な関係”
八雲の死後、イライザはセツに寄り添い、手紙を交わし続けました。セツもまた、イライザを大切な友人として迎え入れ、互いに理解し、尊重し合う特別な関係を築いたようです。八雲夫妻のひ孫で小泉八雲記念館館長を務める小泉凡さんは、二人の関係を「生涯にわたって大切な人」と語っています。
朝ドラ「ばけばけ」の終盤、セツと八雲、そしてイライザの複雑な関係がどのように描かれるのか、注目が集まります。