カープ・勝田成、身長167cmの“最小野手”が開幕スタメン!大学日本代表での経験がプロへの扉を開いた
2026年シーズン、広島東洋カープに異例のルーキー4選手が開幕一軍入りを果たし、大きな話題を呼んでいます。その一人、ドラフト3位で入団した勝田成選手。プロ野球界でも最小と言われる体格ながら、見事に開幕スタメンを勝ち取り、プロ初出場で劇的なサヨナラ安打を放つという鮮烈なデビューを飾りました。
野球との出会い、そして守備への情熱
勝田選手が野球を始めたきっかけは、兄の影響でした。「兄が野球を始めたので、自然と自分も一緒にやるようになりました。小学生の頃は投手もやっていましたが、基本的にはずっと内野手です」と振り返ります。小柄な体格を活かすため、「打撃で遠くに飛ばすというより、他に何かひとつ、良いところを探そうと思っていました。野球は確率のスポーツなので、確率の高いものから極めていこうということで、特に守備を意識して取り組んできました」と、自身の強みを磨くための努力を語ります。
「遊び心を持って」指導者から受け継いだ言葉
守備を極める上で大切にしている考え方について、勝田選手は「これまでお世話になった指導者の方からは、『遊び心を持ってやる』ことを教えていただきました。まずは純粋に野球を楽しむこと、楽しんでいれば自然といろいろなことを考えるようになりますし、技術のレパートリーも増えていきます。緊張してしまうとどうしても力が入って自分の最大のパフォーマンスが出せなくなるので、常に楽しむことは意識するようにしています」と明かしました。常に楽しむことを意識することで、最高のパフォーマンスを発揮することを目指しているようです。
大学日本代表での経験がプロへの夢を明確に
プロを意識し始めたのは大学3年の夏頃。「その頃から、自分にもプロを目指すための光が少し見え始めたと思います」と語ります。きっかけとなったのは、大学日本代表への選出でした。「大学3年の時に大学日本代表に選出していただき、練習に視察に来ていたトップチームの井端弘和監督(当時)にも評価していただくことができました。そこから自信もついてきて、明確にプロを目標にするようになりました」と、井端監督からの評価が大きな自信につながったことを明かします。
周囲からのアドバイスが新たな視点をもたらす
大学日本代表での経験は、勝田選手にとって大きな転機となりました。「いろいろな経験もできましたし、考え方のレパートリーも増えました。もともと相手選手をよく見るタイプではあったのですが、代表活動のなかで『こういうところを見た方が良いんじゃないか』など、周りのかたにアドバイスをもらうこともあり、それまでの自分になかった見方ができるようになりました。そうした経験も含め、代表に入ることができて良かったと思います」と、周囲からのアドバイスが自身の成長に繋がったことを強調しました。
(第2回へ続く)