春休みは親子で株式投資体験!ボードゲーム「ブルサ」で学ぶお金の仕組み
春休みを利用して、金融や経済の基礎を学ぶ「グローバル・マネー・ウィーク春休み親子経済教室in北浜」が3月26日、大阪取引所で開かれました。主催は日本取引所グループ、大阪取引所、大阪府、大阪市、こども本の森中之島。約70組の親子が参加し、楽しみながらお金の知識を深めました。
株式売買をゲームで体験!ニュースに一喜一憂
この教室の目玉は、実際の株式市場の動きを模したボードゲーム「ブルサ」です。参加者は2万円の仮想資金を元手に、ニュースを参考に株式を売買します。自動車、スーパー、衣料の3つの銘柄を対象に、「新商品がヒット」「暖冬で冬物不振」といったニュースに応じて株価が変動する仕組みで、まるで本物の市場のように売買を体験できます。
例えば、新型電気自動車の好調ニュースが入ると自動車株が上昇。一方、暖冬の予測が出ると衣料品株が下落するなど、ニュースと株価の関係をリアルに感じることができます。訪日外国人増加のニュースでは、スーパーや衣料の株価が上昇するなど、一連の流れを通じて、ニュース、企業業績、株価の関係を体感的に学ぶことができました。
戦略は様々!慎重派から大胆派まで
ゲームでは、参加者それぞれが独自の投資戦略を展開。慎重に少しずつ投資する子どももいれば、一気に資金を投じる大胆な子どももいました。手元で現金や株券の増減を確認しながら進める形式のため、利益や損失をリアルに実感でき、主催者は「体験を通じてお金の重みや判断の大切さを学んでほしい」と話しています。
優勝は東大阪市の棚田浩輝さん!
最終的に、現金と株式の合計額で順位が決まり、上位入賞者には記念品が贈られました。優勝したのは東大阪市の棚田浩輝さん(新中学1年)。「ニュースを見て考えるのが面白かった。どの会社が伸びるか想像するのが楽しい」と喜びを語りました。実際にイベント前に株式を購入し、値上がりしたタイミングで売却した経験もあるそうです。
親も学ぶ!金融リテラシー向上への期待
棚田さんの母親(45歳)は、「少子化など将来への不安もあり、働きながら投資で資産を増やすことの大切さを感じている。こうした学びの機会には積極的に参加させたい」と話しました。大阪取引所の矢田初代氏も、「子どもたちが主体的に考え、積極的に売買していたのが印象的だった。ボードゲームを通じて、お金の増減や経済の動きを実感できる」と、体験型金融教育の意義を強調しました。
主催者側は今後も同様の教室を継続し、子どもたちの金融リテラシー(お金に関する知識や判断力)の向上につなげたいとしています。