国民的アニメの原点は新聞連載!知られざる4コマ漫画の歴史
国民的なアニメの原点が、実は新聞の4コマ漫画だったという驚きの事実が明らかに。お堅いイメージの新聞に、なぜ4コマ漫画が掲載されているのか、その歴史と背景を深掘りします。
新聞に4コマ漫画が登場したきっかけ
4コマ漫画が新聞に掲載され始めたのは、1923年(大正12年)10月20日。東京朝日新聞(現・朝日新聞)で始まった『正チャンの冒険』が最初でした。子どもが時空を超えて冒険する物語は、瞬く間に読者の人気を集めました。主人公正ちゃんが被っていたボンボン付きニット帽は「正ちゃん帽」と呼ばれ、爆売れしたというエピソードも。
大正時代の終わり頃、新聞各紙は発行部数を増やすために、女性や子どもの読者獲得に力を入れました。政治や経済が中心だった新聞の内容に、家庭面の新設や4コマ漫画の掲載が試みられたのです。また、当時新聞がマスメディアの主力だったことも、常に読者の興味を引くコンテンツが必要だった理由の一つです。
国民的アニメのルーツ
国民的な4コマ漫画といえば『コボちゃん』。1982年の連載開始以来、現在も連載が続いています。そして、誰もが知る『サザエさん』は、1946年に福岡県の夕刊フクニチで連載が始まりました。その後、東京の夕刊紙を経て、朝日新聞の朝刊でも連載され、1974年に終了しています。
平成生まれ以降の世代にとって『サザエさん』はアニメのイメージが強いですが、その始まりは新聞の4コマ漫画だったのです。新聞というメディアが、国民的なアニメを生み出す土壌となっていた驚きの事実が、改めて明らかになりました。
新聞の4コマ漫画は、読者に癒しと笑顔を届ける、貴重な存在と言えるでしょう。