アルテミス2、月周回へ!アポロ13船長からの魂のメッセージが宇宙へ
NASAの有人月周回探査計画「アルテミス2」で飛行中の宇宙船「オリオン」に、昨年8月に亡くなったアポロ13号の船長、ジム・ラベルさんが生前に残したメッセージが届きました。困難を乗り越え、奇跡的に生還したアポロ13号の船長からのメッセージは、アルテミス2のミッションに更なる感動と勇気を与えています。
アポロ13の軌跡とラベル船長の想い
1970年4月、アポロ13号は宇宙船内での爆発事故に見舞われ、月面着陸を断念。しかし、ジム・ラベル船長をはじめとする乗組員たちは、月の裏側を回って地球へ生還するという、前代未聞の偉業を成し遂げました。この生還劇は、危機管理の教科書として、また「輝かしい失敗」として、今も語り継がれています。
ラベルさんは、亡くなる直前にオリオンに搭乗する4人の飛行士に向けてメッセージを録音。NASAがそれを保存しており、今回のアルテミス2のミッションに合わせて届けられました。
「その旅は、全ての人々のために」
ラベル船長はメッセージの中で、「ともしびを皆さんに引き継ぐことを誇りに思う。君たちが月を周回し、火星探査ミッションの礎を築くその旅は、全ての人々のためにある」と伝えています。また、「今日は歴史的な日であり、皆さんがどれほど多忙になるかは分かっている。だが、その景色を楽しむことを忘れないでほしい」と、宇宙飛行士たちへの温かいメッセージを送りました。
映画「アポロ13」で知られるラベル船長
アポロ13号の生還劇は、映画「
アルテミス2のミッションは、人類の宇宙探査の新たな一歩。アポロ13号の経験とラベル船長の想いは、未来の宇宙飛行士たちを力強く後押しすることでしょう。