「かまってやれなくてゴメンな」いかりや長介の優しさに“6人目のドリフ”すわ親治が語る16年間の付き人時代
コメディアン・俳優のすわ親治さん(73)が、ザ・ドリフターズのメンバーとの知られざるエピソードを語りました。かつて「8時だョ!全員集合」でブルース・リーの物まねを披露し、ドリフのメンバーからも愛されたすわさん。16年間にわたりドリフの付き人として行動を共にした経験から、メンバーの優しさや当時の芸能界について語っています。
ドリフの付き人になったきっかけは…?
コメディアンを目指して上京したすわさんは、ドリフの付き人募集の広告を見て応募。しかし、すでに定員に達していたため、代わりに加藤茶さん(83)の運転手として採用されました。運転免許は持っていたものの、左ハンドルは初めて。慣れない運転で事故を繰り返していたにも関わらず、加藤さんは「お前のおかげでオレは“腰が低いね”と近所で評判だよ」とユーモアを交えてすわさんを励ましたそうです。その理由は、すわさんの急ブレーキが加藤さんのお辞儀に見えるという、笑えるエピソードでした。
加藤茶の紹介で仲本工事の付き人に“昇格”
運転手を始めて1年半後、加藤さんの紹介で仲本工事さん(享年81)の付き人に“昇格”。月給も1万5000円から5万5000円にアップしました。その後、いかりや長介さん(享年72)の付き人も務め、16年間もドリフと行動を共にしました。ドリフの付き人は100人以上も入れ替わった中で、16年も続いたのはすわさんただ一人。メンバーに昇格したのは志村けんさん(享年70)ただ一人でした。
ドリフのメンバーは優しかった
厳しい上下関係が当たり前だった芸能界で、ドリフの現場は意外にも温かい雰囲気だったと言います。すわさんは「メンバーは付き人に対してムチャなことは決して言わないし、怒った場面も見たことがない。みんな優しかったですよ」と語ります。ドリフターズは“大人の集団”であり、頭ごなしに叱ることはなく、一人の人間として接してくれたそうです。いかりや長介さんは、すわさんに対して「かまってやれなくてゴメンな」と優しく声をかけたこともあったそうです。
このエピソードは、ドリフのメンバーが人間性を大切にし、周囲への気遣いを忘れない、素晴らしい一面を伝えています。すわさんの語りを通して、ドリフの知られざる魅力が明らかになりました。