「新鬼武者DAWNOFDREAMS」20周年!シリーズの型を破った意欲作を振り返る
カプコンの看板タイトル「鬼武者」シリーズ。第一作が今年で25周年、そしてコンシューマータイトルとしては最後の作品となる「新鬼武者DAWNOFDREAMS」(以下、新鬼武者)が、1月26日で20周年を迎えました。今回は、その「新鬼武者」の魅力を徹底的に掘り下げ、20年経った今だからこそ語れる魅力をたっぷりお届けします!
「鬼武者」シリーズの物語は完結、新たな道を拓いた「新鬼武者」
「鬼武者」シリーズは、「鬼武者3」で織田信長と明智左馬助の戦いに決着をつけ、物語は一旦完結。しかし、「新鬼武者」は、世界観や一部のキャラクターを引き継ぎつつも、主要キャラクターやゲームの作風を大胆に変革しました。その結果、賛否両論を巻き起こしましたが、これまでの「鬼武者」にはない新たな魅力が詰まった意欲作として、今も多くのファンを魅了し続けています。
「新鬼武者」が目指した、キャッチーで熱いエンターテインメント
舞台は豊臣秀吉が天下人となった慶長3年。秀吉は“桜”と呼ばれる幻魔樹を使って人々を幻魔に変えようと企みます。主人公蒼鬼は、その野望を阻止するため、仲間たちと共に戦いに身を投じます。
これまでの「鬼武者」シリーズは、実在の俳優をモデルにしたキャラクター造形が特徴でしたが、「新鬼武者」ではオリジナルデザインの主人公が登場。派手な金髪に青い鎧を身にまとった蒼鬼は、まさに“ゲームのキャラクター感”全開のビジュアルで、多くのゲーマーを驚かせました。灰燼の蒼鬼の異名を持つ彼の戦いぶりは、まさに鬼神の如く、プレイヤーを熱狂させました。
魅力的な仲間たちと、少年漫画的な熱いドラマ
蒼鬼と共に戦う仲間たちも、個性的で魅力的です。柳生十兵衛は、柳生家でもっとも強い者に与えられる名を受け継ぐ少女で、片目に“鬼の眼”を宿し、幻魔に対抗する力を持っています。お初は蒼鬼を想いながらも、ロベルトは迫害されてきた過去から敵意を抱き、南光坊天海は幻魔や鬼武者について深く知る僧侶。それぞれのバックボーンや設定が“良い意味で記号化”されており、プレイヤーの心を掴みます。
特に注目すべきは、蒼鬼と豊臣秀吉の関係性。養父である秀吉に刃を向けるという、ある種の少年漫画的な熱い設定は、多くのプレイヤーの中二心をくすぐりました。
アクションゲームとしての進化!快適な操作性と爽快感
ゲームシステムも大きく刷新。「新鬼武者」では、これまでの地続きのフィールドを探索する形式から、章ごとに区切られたチャプター形式を採用し、幻魔とのバトルがメインのゲーム性へと変化しました。視点はフリーカメラとなり、アクションも強化。斬撃、蹴り、鬼戦術に加え、コマンド入力による必殺技も追加され、アクションの幅が広がりました。
「鬼武者」の伝統である“一閃”システムも進化。新たに“崩し一閃”が追加され、タイミングが難しい一閃を成功させやすくなりました。さらに、連鎖一閃も容易になり、爽快感が増しています。
仲間との共闘が熱い!従者システム
本作の最大の魅力は、従者システムです。ステージ選択前に4人の仲間の中から1人を選び、共に戦うことができます。従者はオートで行動するだけでなく、攻撃や防御、回復などの指示を出すことも可能です。アシスト一閃や合体鬼戦術など、仲間との共闘感を味わえる要素も満載です。
やり込み要素も満載!圧倒的なボリューム
「新鬼武者」は、ゲーム本編に加え、戻り移動、武器収集、武具強化など、膨大なやり込み要素が用意されています。特に、魔空空間は、100階層をクリアするまで終わらない過酷なダンジョンで、やり込み派プレイヤーを夢中にさせました。
「新鬼武者」は今も色褪せない名作
「新鬼武者」は、賛否両論ありましたが、その革新的な試みと熱いドラマは、今も多くのファンを魅了し続けています。PS2でしかプレイできない作品ですが、もし機会があれば、ぜひその魅力を体験してみてください。
そして、ファン待望の最新作「鬼武者WayoftheSword」がいよいよ今年発売予定。今後の情報にも注目です!