TOKYOFM「HandinHand」特番レポート:箭内道彦が語る、故郷・福島との向き合い方
TOKYOFMの復興応援プログラム「HandinHand」の特番が2025年11月16日(日)に放送され、福島の復興の歩みとリスナー参加型のスタディツアーの模様が紹介されました。今回は、新企画「福島サポーターズ」の初回ゲスト、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんのインタビューに焦点を当ててお届けします。
震災をきっかけに生まれた故郷への想い
郡山市出身の箭内さんは、サンボマスター・山口隆さんらと共に結成したバンド、猪苗代湖ズのメンバーとしても知られています。震災直後にリリースした楽曲「Iloveyou&Ineedyouふくしま」は、避難生活を送る人々に勇気を与えました。しかし、箭内さん自身は、「自分のなかにある福島が、自分で苦手だった」と告白。
「福島に対する愛情と反発の両方がずっと(あった)」という箭内さんは、福山雅治さんからの「自分も(出身地の)長崎が嫌いだったときもあるけど、それは自分のことが嫌いだったんだ。できないことを長崎のせいにしている自分に気がついたんだ。箭内さんもきっとそうですよ」という言葉に心を動かされました。
「何にもできない自分が格好悪い」という思いが復興支援の原動力に
東日本大震災発生後、箭内さんは「さんざん福島のことを『ああだこうだ』言っていた自分が、故郷がこうやって大けがをしたときに何にもできないって、いちばん格好悪いなって思った」と振り返ります。この経験が、復興支援や福島を盛り上げるためのイベント実施など、積極的な活動へのモチベーションに繋がったそうです。
箭内さんのインタビューは、故郷への複雑な感情と、震災をきっかけに生まれた「何とかしたい」という強い想いを率直に語っており、多くのリスナーに共感を呼びました。TOKYOFM「HandinHand」は、福島の復興を応援するだけでなく、私たち自身の故郷との向き合い方についても考えさせられる、貴重な情報発信の場となっています。