猫×SNS発の衝撃作『俺、つしま』書籍化!担当編集者が語る、心を掴まれた瞬間
ここ数年、猫とSNS、そして漫画の組み合わせが大きな話題を呼んでいます。『鴻池剛と猫のぽんたニャアアアン!』や『夜廻り猫』といったTwitter発の猫漫画がヒットし、従来の漫画の流通方法に新たな道を開いています。そんな中、今、ひときわ注目を集めているのが『俺、つしま』です。
Twitterで話題沸騰!書籍化オファー殺到の背景
昨年7月にTwitterで公開された『俺、つしま』は、その独特な世界観と魅力的なキャラクターで瞬く間に人気を集めました。7社もの出版社から書籍化のオファーが舞い込むほどの反響を呼んだ本作は、今年4月に小学館からコミック化されました。今回は、担当編集者である「おじさん編集者」に話を聞き、『俺、つしま』の魅力に迫ります。
「これはイケる!」編集者を虜にした衝撃シーン
「私自身も野良出身の猫と暮らしていることもあり、Twitterで拝見した時から気になっていました。特に心を掴まれたのは、つーさんが家出をして、木にとまっているカミキリムシを〈ガシッ〉と捕まえて〈ムシャムシャ〉と食べ、次のコマで〈パキ〉と噛み砕く音を描いているシーンです」(担当編集者)。
腹巻をした強面の2足歩行の猫でありながら、毛並みや仕草、表情が驚くほどリアルに描かれています。虫を噛む口の形まで生々しく、その妙なリアルさに「これはすごい猫漫画だ!」と直感したそうです。
『俺、つしま』の魅力は?リアルとシュールが織りなす中毒性
『俺、つしま』の魅力は、その抜群の画力と、猫の習性を知り尽くした人にしか描けない細やかな描写から生まれる「リアル感」にあります。人語を話したり、人間のように歩いたりするシュールな設定でありながら、どこか違和感がなく、読者を作品世界に引き込みます。
作者は〈おぷうのきょうだい〉という兄妹ユニット。これまで多くの野良猫と暮らしてきた経験が、作品に反映されているそうです。「猫たちと暮らす中で実際に起こった出来事を見たままに描いているため、絵のうまさも手伝って、なおさらリアルに感じるのかもしれません」(おじさん編集者)。
シュールで笑えて、そしてどこか切ない。『俺、つしま』は、猫好きならずともハマってしまうこと間違いなしの、新感覚猫漫画です。