アトレティコ、コパ・デル・レイ決勝でPK戦の末敗北…シメオネ監督は無言の落胆
18日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝で、アトレティコ・マドリーはレアル・ソシエダにPK戦4-3で敗れ、2013年以来となる優勝を逃しました。試合後、アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、深い失望を隠しきれませんでした。
試合の経過とシメオネ監督のコメント
試合は2-2の同点から延長戦にもつれ込み、最終的にはPK戦でソシエダが勝利を収めました。アトレティコは2度リードを許しましたが、粘り強く追いつき、最後まで諦めませんでした。しかし、あと一歩及ばず、11回目の優勝はなりませんでした。
試合後、シメオネ監督はスペインの放送局『La1』のインタビューに応じましたが、終始うつむき、言葉を失っている様子でした。
「まず最初に、素晴らしい試合と仕事を実現した対戦相手を祝福したい。1失点目にはうまく対処できたはずだが、いずれにしろ良いリアクションを見せられた。その後にもう一度失点したが、それもうまく解決している。後半は良いプレーを見せられ、90分間で勝利することができると思った。彼らは重要なタイミングで決定的なプレーを見せ、私たちもアディショナルタイムに2回チャンスを迎えた。いずれにしても、私にはラ・レアルを祝福することしかできない。彼らは仕事ぶりは見事だった」
物議を醸した交代采配と疲労の影響
シメオネ監督は、試合中に好調だったルックマンを交代させたことが、一部から批判を浴びています。これに対し、監督は「スルロットがいれば中央に重さを加えられるし、フリアンがルックマンの役割を務められると思った。それとバエナの投入も……。私たちには多くの選手たちがいて、交代をしなければいけないという理解があった」と説明しました。
また、シメオネ監督は、直前のチャンピオンズリーグ準々決勝でのバルセロナ戦の激戦がチームに与えた影響についても言及。「バルセロナ戦で努力を振り絞った後であり、そのツケを払うのは普通のことだ。チームは良いリアクションを見せたが、競い合えないところもあった」と語りました。
無言の落胆と今後の展望
ファンへのメッセージを求められたシメオネ監督は、「メッセージを口にするのは難しい。彼らが必要としていたのはチームが勝つことだ」と沈痛な面持ちで答えました。そして、「これから何ができるか?日々働くだけだ」と、前向きな姿勢を見せつつも、深い失望を隠しきれませんでした。
選手たちへの言葉を問われると、「何も言っていない」とだけ答え、うつむいたままその場を後にしました。シメオネ監督の無言は、チーム全体の落胆を象徴しているかのようでした。