防衛装備移転三原則改定で野党が追及!アメリカのイラン攻撃に武器が使われる可能性は?
防衛装備品の輸出ルールを定めた「防衛装備移転三原則」と「運用指針」が21日に改定され、これまで原則として認められていなかった殺傷能力のある武器の輸出が認められることになりました。この改定をめぐり、参議院外交防衛委員会で野党が政府に厳しい追及を行いました。
殺傷能力のある武器輸出で焦点は?
社民党の福島みずほ党首は、小泉進次郎防衛大臣に対し、「アメリカに殺傷能力のある武器を輸出して、アメリカがそれをイランへの武力攻撃に使うことは可能か」と問い質しました。これに対し、小泉大臣は、「他国への侵略に使用していることが確認される場合には、我が国として当該防衛装備品の使用停止を含め相手国に対し、是正を強く要求しますし、維持整備に必要な部品等の差し止め等を含め個々の事例に応じて厳正に対処してまいります」と答弁しました。
野党の懸念と政府の説明
政府は、輸出した武器が侵略に使用された場合、個別の事例に応じて厳正に対処すると説明していますが、野党側は「アメリカとイスラエルによるイラン攻撃を国際法違反と日本は判断していない」と指摘し、政府の審査が適切に行われるのかに懸念を示しています。国際法に違反する可能性のある状況下で、日本の武器が使用されることへの警戒感から、野党は政府にさらなる説明を求めています。
今回の改定のポイント
今回の改定により、日本はこれまで以上に防衛装備品の輸出に関与することになります。しかし、その一方で、武器が紛争地域で使用されるリスクも高まり、国際社会からの批判を招く可能性も否定できません。政府は、今回の改定が日本の安全保障にどのように貢献するのか、そして、国際法を遵守し、責任ある武器輸出を行うための具体的な対策を明確にする必要があります。
今後の議論の行方、そして政府の対応に注目が集まります。