北九州市内の小学校が「まるごと図書館」に大変身!1年生と6年生が一緒に楽しむ読書まつり
4月23日の「子ども読書の日」を前に、北九州市八幡東区の市立高見小学校で、読書の楽しさを伝える「わくわく読書まつり」が開催されました。スマートフォンやゲームに夢中になりがちな現代の子どもたちに、本の魅力を再発見してもらうためのユニークな試みです。
学校が図書館に!廊下にも本棚が登場
高見小学校では、校舎全体を図書館に見立て、廊下にはミニ図書館と書かれた本棚が設置されました。子どもたちは本を読むスペースで、自由に本を選んで読むことができました。今回の読書まつりは、今年初めて企画されたものです。
1年生と6年生がペアで読み聞かせ
まつりの目玉は、6年生が1年生とペアになり、それぞれが選んだおすすめの本を読み聞かせるという企画。「ぐりとぐら」など、子どもたちに人気の絵本が読み聞かせられ、1年生は「おもしろかった!」と目を輝かせました。
6年生の一人は「1年生が喜んでくれるので、うれしい」と語り、読書を通して世代間の交流も深まりました。また、普段ゲームやスマホばかりしているという6年生も「スマホやゲームを優先してしまう」と本音を打ち明け、読書の重要性を改めて認識するきっかけになったようです。
読書離れが進む現代…学力との関係も
文部科学省の調査によると、授業時間以外で全く読書をしない小学生は、10年前と比べておよそ1.5倍に増加しています。しかし、読書好きの子どもほど学力調査の正答率が高いという結果も出ており、読書の重要性が改めて浮き彫りになりました。
北九州市が推進する「学校まるごと図書館」
北九州市は、今年度から本と気軽に接することができる「学校まるごと図書館」を推進しています。また、8年前から導入している「読書通帳」は、読書の記録を「見える化」することで、子どもたちの読書意欲を高めています。すでに1万人を超える子どもたちが利用しており、その効果が期待されています。
読書は知識や教養を深めるだけでなく、想像力や思考力を養うなど、子どもたちの成長に不可欠な要素です。北九州市の取り組みを通して、子どもたちが再び読書の楽しさを発見し、豊かな心を育んでくれることが期待されます。