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山上被告と統一協会、政界との関係を暴く「TM文書」とは?

投稿日:2026年01月21日

安倍元首相銃撃事件以降、注目を集めている世界平和統一家庭連合(統一協会)日本の政界との関係。その実態を明らかにする内部文書「TM文書」が、韓国のハンギョレ新聞や週刊文春によって報道され、波紋を広げています。この記事では、TM文書の内容と、関係者の証言を基に、事件の背景にある複雑な繋がりを分かりやすく解説します。

「TM文書」とは?統一協会の内部文書が明かす政界工作

TM文書は、韓国統一協会による政界工作の捜査過程で警察が押収したもので、徳野英治・日本統一教会会長(当時)が韓鶴子総裁に宛てた222回の報告メモが元になっています。教団本部“ナンバー2”の尹煐鎬元世界本部長がまとめたこの文書は、2018年から2022年までの期間を記録しており、日本の政界との密接な関係を示す内容が多数含まれています。

文書には、安倍晋三元首相と自民党の萩生田光一氏(衆院議員、現自民党幹事長代行)とのやり取りや、高市早苗氏の名前が32回も登場することが記されています。また、安倍元首相が首相退任後も統一協会との関係を継続し、イベントでの基調講演や選挙支援を行っていたことも明らかにされています。

安倍元首相と統一協会、選挙支援の証拠

TM文書によると、安倍元首相は統一協会に対し、参院候補者である井上義行氏への水面下の選挙運動を展開するよう依頼したとされています。徳野元会長は、安倍元首相との面談で「選挙応援」を目的としており、統一協会の組織票を30万票まで増やすことを約束したと報告しています。その結果、統一協会の組織票を基盤に当選した北村経夫参院議員は、統一協会の本部に「恩返し」のために訪問したことも記されています。

関係者の証言と食い違い

ハンギョレ記事では、長島昭久前首相補佐官が合同結婚式を挙げていた元会員であるという記述もありましたが、長島氏は「30年以上前に脱会した」とコメントしています。また、萩生田氏はエルメスのネクタイを贈られたという記述について「事実無根」と否定しつつも、統一協会からの支援は認めています。

統一協会が応援した自民党の国会議員はTM文書では290人と報じられていますが、自民党のアンケート調査では179人、氏名公表は121人にとどまっています。この食い違いは、統一協会が主張する影響力と、自民党側の認識との間にギャップがあることを示唆しています。

この問題は、今後の政治と宗教の関係に大きな影響を与える可能性があります。TM文書の真偽や、関係者の証言を検証し、真相を明らかにする必要があります。

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