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【訃報】作家・佐藤愛子さんが102歳で逝去。「九十歳。何がめでたい」などの名著を残し、最期まで貫いた天衣無縫な生き方

投稿日:2026年05月15日

102歳まで駆け抜けた伝説の作家・佐藤愛子さんの生涯

数々の名作を世に送り出し、多くの読者を魅了し続けた作家の佐藤愛子さんが、4月29日、老衰のためこの世を去りました。享年102歳(満104歳)。出版社の小学館より発表され、その訃報に多くのファンから悲しみの声が上がっています。大正、昭和、平成、令和と、まさに激動の時代を「我儘放題、天衣無縫」に駆け抜けたその人生は、多くの現代人にとって力強い指針となっていました。

心に刻まれる最後の言葉「本当にありがたいねえ」

佐藤さんは1923年大阪府生まれ。直木賞を受賞した『戦いすんで日が暮れて』をはじめ、『血脈』や『晩鐘』など、文学史に残る名作を多数執筆しました。また、2016年に発売されたエッセイ集『九十歳。何がめでたい』は爆発的な大ヒットを記録し、2024年には映画化されるなど、世代を超えて愛されました。最期まで執筆活動を止めなかった佐藤さんの娘である杉山響子さんと、孫の桃子さんによると、最期の瞬間まで力強く手を握り返してくれたといいます。本人が残した「本当にありがたいねえ」という感謝の言葉は、102年を全力で生き抜いた彼女らしい、温かいメッセージとして多くの人の心に刻まれることでしょう。

葬儀は近親者のみで。温かく見守る「お別れの会」はなし

ご遺族の意向により、葬儀はすでに近親者のみで執り行われました。また、お別れの会は予定されておらず、ご香典やご弔電、ご供花についても辞退するとのことです。時代を鋭い感性と独自のユーモアで切り取ってきた佐藤愛子さん。彼女の遺した数々のエッセイや小説は、これからも色あせることなく、私たちの人生の背中を押してくれるはずです。詳しい経歴や作品については、小学館公式サイトでも確認することができます。心よりご冥福をお祈りいたします。

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