【2026年最新】建築家が選ぶ!今、ソウルで巡るべき「一生モノ」の現代建築5選
感性を刺激するソウル旅へ。建築家・ユ・ヒョンジュンが教える「絶対に見るべき場所」
2026年、進化を続ける街・ソウルには、ただ美しいだけでなく、都市や人々と繋がる深みのある建築が溢れています。今回、JYPエンターテイメント新社屋の設計でも話題の有名建築家、ユ・ヒョンジュンさんに、建築好きならずとも必見の「ソウルの名建築5選」を教えてもらいました。SNS映えはもちろん、その設計思想を知れば、旅の感動がもっと深まるはずです。
1.チョ・ミンソクの傑作に触れる〈PaceGallerySeoul〉&〈圓佛教ウォンナム教堂〉
まず注目したいのは、世界的に活躍する建築家、チョ・ミンソクさんの作品です。〈PaceGallerySeoul〉が入る「LeBeigeビル」は、伝統的なレンガという素材を使いながらも、圧倒的なディテールで現代的な美を表現した必見のスポット。また、〈圓佛教ウォンナム教堂〉では、ミニマルな空間設計の中で計算し尽くされた「拡散光」の美しさを体感できます。建築の実験精神が詰まった場所です。
2.韓屋の知恵を現代へ〈アモーレパシフィック本社ビル〉
韓国最大手のコスメブランド、アモーレパシフィックの本社ビルは、ソウルを訪れる建築ファンなら外せません。このビルの特徴は、韓国の伝統住宅「韓屋」にあるマダン(中庭)の概念を、高層ビルの中に再現したこと。階層を超えて人々が交流できる設計は、まさに「コミュニティの場」そのもの。都会的でありながら、どこか温かみを感じる空間は必見です。
3.伝統とモダンが交差する〈北村雪花秀の家〉
北村(プッチョン)エリアにある〈北村雪花秀の家〉は、異なる高さの空間が違和感なく繋がるシームレスなデザインが秀逸です。歴史的な街並みに溶け込みながらも、洗練された現代建築の心地よさを両立させた名作。ソウルの古い情緒と、最先端の感性が融合する様子をぜひその目で確かめてみてください。
4.建物全体が奏でる音楽〈Audeum〉
最後にご紹介するのは、日本を代表する建築家・隈研吾さんが設計を手掛けた〈Audeum〉です。外観を飾るアルミ材は、長さが微妙に異なることで「音程の差」を生み出しており、建物全体がひとつの「音楽」を奏でるようにデザインされています。一見無造作に見えて、実は精密な計算が隠されている……そんな五感で楽しめる建築です。
ソウル旅行の計画は「建築の意図」を知ることから
「建築を見るとき、設計者の意図を知ると、より旅が楽しくなります」と語るユ・ヒョンジュンさん。今回ご紹介した建築を巡れば、ソウルという街の見え方がガラリと変わるはず。最新の建築トレンドを抑えて、ワンランク上のソウル旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。ユさんの最新作品も気になる方は、ぜひ公式サイトもチェックしてみてください。