ネットが繋がらなくなる?千葉と三重に集中する「海底ケーブル」のリスクと総務省の対策案
なぜ千葉と三重に集中しているの?日本を支えるネットインフラの危機
普段、何気なく使っているスマホのインターネットや動画視聴。実は、日本と海外をつなぐ通信のほとんどは、海の底を走る「海底ケーブル」によって支えられています。しかし、この重要なインフラに今、大きな懸念が浮上しています。総務省の有識者会議が発表した骨子案によると、この海底ケーブルをつなぐ「陸揚げ局」が、なんと千葉県南房総市と三重県志摩市に集中していることが明らかになりました。もしこの地域で大規模な災害が発生した場合、日本中が深刻な通信障害に陥るリスクが高いのです。
災害やトラブルからネットを守れ!国が打ち出した「分散化」という戦略
総務省は今回の骨子案で、リスクを減らすために「陸揚げ局の分散」や「海底ケーブルの複線化」を強く求めています。万が一、一つのルートが災害やトラブルで使えなくなっても、別のルートで通信を維持できる体制を整える必要があるからです。さらに、世界的に海底ケーブルの切断事故が相次いでいることから、迅速にダメージを検知し、復旧させるための国際的な連携強化も重要視されています。
日本の通信技術を守れるか?中国企業の台頭と今後の課題
この分野では、日本のNECが世界シェアの約2割を握るなど高い技術力を誇りますが、近年は中国の新興企業が急速に存在感を高めています。将来的な安定供給を守り抜くために、政府と民間が協力して敷設船を確保したり、専門的な人材を育成したりすることが喫緊の課題です。私たちが安心してネットを使える日常を守るため、通信インフラの安全保障が今、かつてないほど重要な局面を迎えています。詳しい詳細は