世界中のトップデザイナーを輩出!名門「アートセンター」でカーデザイナーになる方法とは?
なぜアートセンターは、世界中の自動車メーカーから熱視線を浴びるのか?
ポルシェ、マツダ、ダッジ、そしてロールス・ロイス……。私たちが街中で見かける憧れの車の数々は、実はある一つの美術大学から生まれたデザイナーたちによって生み出されています。その場所こそ、アメリカのカリフォルニア州パサデナにある「アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン」です。1930年の創設以来、自動車業界の最前線を走るレジェンドたちを数多く世に送り出してきたこの学校は、まさにカーデザイナーの聖地と呼べる存在です。なぜこれほどまでに高い実績を誇るのか、その秘密に迫ります。
卒業率=就職率?驚異の94%がプロの世界へ飛び込む理由
アートセンターの自動車関連の学生は、卒業と同時になんと94%が就職するという驚異的な数字を誇ります。その理由は、現場の最前線にいるプロフェッショナルが講師として指導し、実社会で求められるスキルを徹底的に叩き込むからに他なりません。学部長でロールス・ロイスのデザイナーとしても名高いマレク・ジョルジェヴィッチ氏は、「デザインの世界には勇気が必要。流行に左右されない、困難に打ち勝つ強さを育てる」と語ります。最新のAI技術も才能を加速させるツールとして積極的に活用し、常に業界の一歩先を行くカリキュラムが組まれています。
インターンシップで本物の現場を体感し、未来を切り拓く
同校のカリキュラムで特徴的なのが、学期中に組み込まれたインターンシップ制度です。トヨタやアルファロメオといった世界的なメーカーの現場で、現役デザイナーと共に本物のプロジェクトに参加します。単なる授業の枠を超え、企業の秘密プロジェクトにまで関わることで、学生たちは「プロとして働くとはどういうことか」を肌で学びます。報酬を得ながら創造性を評価され、そのまま就職へとつなげる道が確約されているのです。詳しくは公式サイトの
車は「フィーリング」がすべて。感性と理論の両立を目指して
「車は外の世界で生きている三次元の物体であり、車はフィーリングがすべてです」と語るのは、講師を務めるレクサスのデザイナー、イアン・カルタビアーノ氏。学生たちはアナログなスケッチから始まり、クレイ(粘土)模型、最新のデジタル技術までを駆使し、購入者がどんな環境でどう感じるのかまでを深く探求します。厳しい課題に追われ、寝る間も惜しむ過酷な日々ですが、ここを乗り越えた学生たちには「10年後の未来を作る」ための強固な土台が築かれます。世界を舞台に夢を叶えたい若者たちにとって、アートセンターは最高の未来への入り口となっているのです。