キオクシア株価が急騰!それでも「まだ割安」と機関投資家が熱視線を送る衝撃の理由とは?
驚異的な業績成長!なぜキオクシアはこれほど稼いでいるのか?
2024年の上場以来、株式市場で圧倒的な注目を集めている半導体メモリ大手「キオクシアホールディングス」。2026年6月現在、株価は上場初値から大きく上昇し、7万円台を超える水準に達しています。「急騰しすぎでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、2026年5月に発表された直近の決算数値を見ると、その勢いは本物であることがわかります。売上収益は前期比37.0%増、営業利益に至っては前期比92.7%増という驚異的な伸びを見せ、純利益は103.6%増とまさに桁違いの成長を記録しました。この爆発的な成長を支えているのは、生成AIの急速な普及に伴うデータセンター向け需要の急増です。さらに、スマートフォンやPC向けの需要も回復傾向にあり、半導体市場の追い風を最大限に活用して利益を積み上げています。
PERで見ると実は割安?投資家が「買い」と判断する納得の理由
「現在の株価は高すぎるのではないか」と考える方も多いでしょう。しかし、プロの機関投資家たちは全く異なる視点を持っています。現在の株価水準を2026年3月期の利益で計算するとPER(株価収益率)は約64倍となりますが、注目すべきは「来期(2027年3月期)の予想利益」です。市場コンセンサスに基づく来期の予想EPS(1株当たり利益)から算出すると、PERは約11倍程度まで低下します。つまり、来期の圧倒的な稼ぐ力を考慮すれば、現在の株価は「実はかなり割安な水準で放置されている」と判断されているのです。実際に、ROE(自己資本利益率)は51.9%という製造業としては異次元の数字を叩き出しており、効率的に利益を生み出す同社の実力が市場から高く評価されていることがわかります。
今後の成長戦略と投資家の期待
キオクシアの強さは単なる好景気の恩恵だけではありません。本業で得た潤沢なキャッシュを使い、設備投資を行いながらも、借入金の返済や財務体質の改善をスピーディーに進めています。今後も、米国上場への期待や台湾企業への戦略的投資など、さらなる成長に向けた具体的な道筋が見えています。「AI社会のインフラ」を支える企業として、キオクシアが今後どのような成長軌道を描くのか。資産運用を考える上で、同社の動きからは今後も目が離せません。