なぜ今は「マイケル・ジャクソン」級のスターが生まれない?マツコが語るSNS時代の残酷な現実
情報の「枯渇」が生んだスーパースターの存在
2日に放送されたTBS系「マツコの知らない世界」で、マツコ・デラックスさんが現代のエンタメ事情について持論を展開しました。6月12日に公開されるマイケル・ジャクソンさんの伝記映画「Michael/マイケル」を題材に、なぜ今、彼のような「化け物級のスーパースター」が生まれにくくなっているのかを分析しています。マツコさんは、マイケルさんがスターになれた理由を「昔は情報が枯渇していたから」と指摘しました。当時は世界中の最先端のダンスや音楽が限られたルートでしか日本に入ってこなかったため、それらを取り入れていたマイケルさんは、まさに唯一無二の存在として輝くことができたのです。
SNS普及が変えた「スター」の定義
一方でマツコさんは、SNSが普及した現代社会について「今は逆になった」と語ります。かつてはアーティストが選りすぐった最新技術を世に出していましたが、現在は一般の人が発信したものをアーティストが取り入れるという、逆の構図が生まれています。マツコさんは、誰もが自由に情報を発信できる現在の環境は素晴らしいとしつつも、「とんでもないバケモノみたいなものは、でき辛くなった」と断言しました。情報の受け手が完全に受動的だった時代だからこそ、一つの存在に熱狂が集中したという分析は、現代の分散化されたSNS社会を生きる私たちにとって非常に説得力のある意見と言えるでしょう。
「切り取り動画」との高い親和性
最後にマツコさんは、かつてのスーパースターたちが現代の便利なSNSツールを使って再び広まっている現象を「面白い」と表現しています。特にマイケルさんのダンスは、SNSでよく見かける「切り取り動画」との親和性が抜群であると指摘しました。時代が変わってもなお、その圧倒的なパフォーマンスが動画として拡散され、若い世代にも届き続けていることは興味深い事実です。今後、SNS全盛の時代にどのようなスターが誕生するのか、あるいは二度とマイケル級のスターは現れないのか。マツコさんの言葉からは、現代エンタメが抱える深い本質が浮き彫りになりました。
今回話題になったマイケル・ジャクソンさんの詳細については、