【衝撃】出生数67万人…想定より15年早く進む日本の少子化。何が起きているのか?
統計開始以来、過去最少を10年連続で更新
厚生労働省が発表した2025年の人口動態統計(概数)によると、昨年の日本人の出生数は67万1236人となり、1899年の統計開始以来、過去最少を10年連続で更新しました。さらに、1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す「合計特殊出生率」は1.14となり、こちらも過去最低を記録しています。日本の少子化は、私たちの想像を超えるスピードで深刻化しているのが現状です。
政府の予測を15年も上回るハイペースな減少
国立社会保障・人口問題研究所が2023年に発表した将来推計では、2025年の出生数は約74万9000人と見込まれていました。しかし、実際の結果はそれを大きく下回り、67万人台に到達するのは2040年頃と予測されていたものが、なんと15年も早く現実となってしまったのです。減少率は鈍化したものの、依然として歯止めがかからない状況が続いています。
東京都の出生率はついに「0.96」へ
注目すべきは、東京都の合計特殊出生率が過去最低の0.96となり、3年連続で「1」を割り込んだことです。地方では出生率が前年から増加した県もある一方で、人口が集まる大都市圏での低下が全体数に大きな影響を与えています。婚姻件数はわずかに増加したものの、このままのペースで人口減少が進めば、将来の経済や社会保障への影響は避けられません。