天安門事件から37年、冬の海を泳ぎ亡命した研究者が語る「軍内部の葛藤」と流出した極秘映像
天安門事件の衝撃的映像がネットで拡散、軍内部で何が起きているのか?
1989年6月4日、中国で民主化を求める学生たちが武力弾圧された「天安門事件」から、今年で37年という歳月が流れました。今、この歴史的事件に関するある「極秘の軍事法廷動画」がネット上で拡散され、世界中で大きな注目を集めています。この動画を入手し、分析を続けている研究者の呉仁華(ご・じんか)氏が、当時の知られざる軍内部の葛藤について証言しました。
武力弾圧を拒否した軍幹部、その苦悩の記録
今回注目を集めているのは、当時、武力弾圧の命令を拒否した第38集団軍の元司令官、徐勤先(じょ・きんせん)氏の軍事法廷の様子を記録した6時間を超える動画です。動画の中で徐氏は、自国民に向けた武力行使に対し「歴史の罪人になるかもしれない」と強い苦悩を吐露していました。当時、中国政法大学の研究員として現場にいた呉氏は、この映像が軍内部の関係者から流出したものだと確信しており、「軍が人民に銃を向けたという汚名を、今の中国軍関係者も重く受け止めている証拠だ」と語っています。
命がけで亡命した研究者が守り抜く「歴史の真実」
事件の直後、死をも覚悟して冬の海を泳ぎ、亡命を果たした呉氏は、「歴史の罪を記録し続ける義務がある」と、長年資料収集を続けてきました。今回の映像流出は、習近平政権下での軍の粛清が進む中で、現体制や軍のあり方に不満を持つ人物が少なからず存在することを示唆しています。若い世代にはあまり馴染みのない事件かもしれませんが、歴史の裏側で何が起きていたのか、今一度知っておく必要があるのではないでしょうか。詳細は、信頼できる情報源からの続報を待ちましょう。