ベトナムIT最大手FPTがAIで急成長!売上1000億円超を目指す驚きの戦略とは
AIで開発スピードが最大60%短縮?現場で起きている変革
今、ベトナム最大手のIT企業「FPTソフトウェア」の日本法人、FPTジャパンホールディングスが驚異的な成長を遂げています。同社は生成AIを開発現場にフル活用することで、なんと全プロジェクトの約70%にAIを導入。その結果、生産性が平均30%向上し、修正作業も60%削減するという目覚ましい成果を上げています。DoVanKhac社長は、AIを単なるツールとしてではなく「ビジネスの核」と位置づけ、エンジニアのスキルアップと環境整備に注力しています。
2万5000人のAIエンジニアが支える開発プラットフォーム
同社では、MicrosoftやAnthropicのAIツールに加え、自社開発の「CodeVista」なども積極的に導入しています。特筆すべきは、全社で2万5000人以上ものAIエンジニアを抱えている点です。AIの活用レベルを5段階で評価する独自の「AI成熟度評価」を毎月実施し、レベルに応じた研修プログラムで徹底的にスキルを磨いています。トップレベルの「AIChampion」が若手を指導する体制も整っており、組織全体でAIを使いこなす文化が根付いているのが強みです。
採用を抑えて生産性を上げる?これからのIT業界の働き方
FPTジャパンは2026年度に売上高1000億円超という大きな目標を掲げています。一方で、AIによる生産性向上を見込み、これまでのような大量採用から少数精鋭・高効率のスタイルへシフトしています。具体的には、自動車や医療など特定の業界に特化した合弁会社を増やすことで、より専門性の高いAIソリューションを提供していく方針です。AIが当たり前になった未来のIT業界で、エンジニアは「AIを操作して価値を生む」という新しい役割が求められています。これからのキャリアを考える上で、同社の動きはまさに業界のトレンドを先取りしていると言えるでしょう。